昨季33戦未勝利の原英莉花に復活気配も…師匠ジャンボの懸念とメンタルの課題

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 しかし、そこは173センチの長身で手足が長いモデル体型の美人プロだ。人気は絶大でインスタのフォロワーは39万人超。大会の前夜祭でみせる派手なドレス姿は常にネットで話題になる。

 前出の関係者がいう。

「師匠のジャンボも、『ゴルフ以外でいつも主役だけど、ゴルフでも主役になってもらいたい』と皮肉まじりに語っていた。昨季は持病の腰痛でオフに納得できる練習ができず結果を残せなかった。未勝利に終わったことをかなり悔しがっていた。今年は腰の状態もいいようで、2月には米ロサンゼルスで合宿をするなど、トレーニングや練習もみっちりやった」

 関係者は続ける。

「課題はメンタル面です。稲見萌寧(23)や古江彩佳(22)らとは対照的に気分屋で気持ちの切り替えが上手くない。平均パット数が悪い(30.2475=ランク88位)のは、腰のせいばかりではなく、ミスを引きずることも原因ですが、それは本人もわかっている。黄金世代の畑岡や渋野は米女子ツアーで戦っており、勝も今季から主戦場を米国へ移す。原はロス合宿で、再び海外参戦の意欲が出てきた。腰が悪かった昨年でも平均飛距離(255.24ヤード)は3位。平均バーディー数(3.5743)も6位。腰痛が再発しなければ2つや3つは勝てる力はある」

 師匠には「今年は勝ちたい」と決意を語っている。同世代は次々に米ツアーに向かう。足踏みしている暇はない。

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