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宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

蝉川泰果も不発…日本選手が海外で面食らい、スコアメークに苦心する決定的な理由

公開日: 更新日:

 今年は3月30日開幕となかなか始まらない国内男子ツアーを尻目に、米男子のPGAツアーはすでに6試合を消化。毎週、白熱したゲームが繰り広げられている。

 そんな中で、昨年アマチュアで「パナソニックオープン」「日本オープン」の2勝を挙げて、その後鳴り物入りでプロ転向したスーパールーキーの蝉川泰果(22)が初めてPGAツアーに挑戦して期待された。

 しかし、初戦の「ソニーオープン」は通算3アンダー67位、続く米本土での2戦目「ザ・アメリカンエキスプレス」では予選落ち。3戦目「ファーマーズインシュランス」は通算7オーバー67位と、一度も優勝争いに絡めずに終えた。

 毎度のことながら、国内では勢いのある有力選手であっても、PGAツアーでは手も足も出ない。もちろん出場選手のレベルも高いが、コースが国内よりもタフで、スコアメークに戸惑ってしまうと言える。具体的に言えば、「ピンポジション」に決定的な差があると言ってもいい。

■ピンポジションが違いすぎる

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