巨人拙攻地獄はV逸のサイン…接戦落とす原因は「1点勝負ができない原采配」とOB評論家苦言

公開日: 更新日:

 岡本和に代わって三塁の守備に入っていた中山は、延長十一回無死一、二塁で秋山の送りバントに対してチャージできず、オールセーフになってしまった。

「左腕の大江が処理したら間に合わない位置。打者走者をアウトにするなら、サードが捕りに行くしかない打球。一塁手は思い切って前に出ていた中で、中山は準備ができていたか。本職が三塁ではない経験の浅さが、その後の5失点につながった。1点勝負の采配ができないから、接戦を落とすことになるのです」(高橋氏)

 巨人広島が緒方政権だった2015年から5年連続で負け越しも、最近3年間は負け越しがなかった。それが、小技や足を絡めた積極果敢な野球をする新井監督が就任した今季は「天敵」に逆戻り。「目の上のたんこぶ」である広島が、後半戦も巨人の前に立ちはだかりそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動