渋野日向子には真似できるのか…古江彩佳の「メンタルとタフネス」
まだ安全圏とはいえない。
米女子ツアーは、ポイント上位80位までに来季のシード権が与えられ、上位60人は11月16日開幕の最終戦CMEツアー選手権に出場できる。
最新のポイントランキングで渋野日向子(24)は71位。シード圏内にはいるが、10月中旬からのビュイックLPGA上海(中国)、BMW女子選手権(韓国)、メイバンク選手権(マレーシア)、TOTOジャパン・クラシック(茨城)のアジア4連戦に出られるか微妙だ。この4試合は出場選手が絞られ、ポイント順位の上位から出場優先順位が決まる。例年、ランク上位者に多数の欠場者が出るものの、現時点で渋野の出場は確定していない。
今週は米国での試合はなく、次週はソルハイムカップ(欧州選抜対米国選抜)のため、渋野は2週間のオフに入っている。
対照的なのが古江彩佳(23)だ。昨年のスコティッシュOP優勝で来季までのシード権を取った。ポイント順位も8位。優勝賞金200万ドル(約2億9400万円)の最終戦も2年連続の出場を決めている。今週は住友生命レディスに出場。その後は日本女子オープン(28日開幕)、富士通レディス(10月13日開幕)に参戦予定だ。