出場か否かは大谷翔平に委ねるくせに…本拠地での復帰をもくろむエンゼルスの思惑

公開日: 更新日:

 右脇腹を痛めて実戦から遠ざかっている大谷翔平(29)がシーズンをまっとうする可能性が出てきた。

 フィル・ネビン監督は4日のアスレチックス戦を最後に10試合連続欠場中の大谷に関して「彼が『準備ができた』と言ってきたらプレーさせる」と本人に出場可否を委ねながらも、「木曜日(現地時間14日)は(試合がなく)休みだから、金曜日(同15日)のタイガース戦でプレーすればいい」との見通しを明かした。

「ファンは彼を見に球場に足を運ぶ。特に我々の本拠地には。(大谷のプレーを見られない)ファンのフラストレーションは理解している」と話すネビン監督が、タイガース戦での復帰に言及したのは、集客を見込んでのものに違いない。

 今季、エ軍の1試合平均観客動員数は3万2779人(30球団中11位)。大谷の投打にわたる活躍、球宴前まではポストシーズン(PS)進出争いの輪に加わっていたこともあり、現時点で昨季の3万339人を上回っている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇