亡命騒動の元中日ロドリゲスがドミニカでトライアウト猛アピール MLB争奪戦なら45億円契約も

公開日: 更新日:

「今回の投球でブランクの心配がないことは証明された。エージェントというのは選手を高い金額で売り込みたいもの。ドミニカ共和国にはいい練習施設がたくさんありますし、契約したエージェントがちゃんと練習させていたのでしょう」(友成氏)

 一部メディアではロドリゲスに巨額契約の可能性があると報じられているが、今オフのFA市場や球団事情から、友成氏はこう分析する。

「今オフのFAマーケットは、右のリリーバーにいい出物が本当にいません。ロドリゲスを売り出すには時期的にも好都合だし、26歳という若さも魅力です。最低でも2年1500万ドル(約22億5000万円)、3球団くらいが競合すれば3年3000万ドル(約45億円)もあり得るでしょう。特にパドレスはニック・マルティネス(元日ハム、ソフトバンク)やロベルト・スアレス(元ソフトバンク、阪神)など日本で活躍した選手が好きですし、ダイヤモンドバックスも平野佳寿(39)や韓国でプレーしたメリル・ケリーなど、アジアンマーケットから選手をかき集めてくる。こうした球団が狙う可能性があります」

 アメリカンドリームをつかむ可能性はありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド