アジア杯ベスト8止まり…森保ジャパンの不甲斐ない戦いと中東勢のレベルアップを実感した
【アジア杯カタール大会 現地取材総決算(前編)】
カタールで開催されたアジア杯(1月12日~2月10日)で5度目のアジア制覇に挑んだ森保ジャパンだったが、準々決勝のイラン戦で先制しながら1-2と逆転負けを喫した。
このイラン戦は海外メディアから「事実上の決勝戦」と言われた。しかしながら、日本の不甲斐ない戦いぶりは、とても「決勝戦」にふさわしいとは思えなかった。
日本が敗退したことで選手、スタッフは早々とカタールを去り、報道陣やサポーターもイラン戦当日の深夜2時過ぎ(現地時間4日)の航空機で帰国した者もいた。
その後も日本人の帰国は相次ぎ、6日に足を運んだメーンメディアセンター(MMC)で日本人の姿は数えるほど。当然ながら、日本以外にも敗退した国のメディア陣は帰国したため、MMCはグループリーグの賑わいがウソのように閑散としていた。
日本が準優勝した前回のUAE大会や優勝した2011年カタール大会を現地取材しただけに、日本の早過ぎる敗退に一抹の寂しさを感じつつ、ノルマであるベスト4に残って欲しかったという思いが募った。