原英莉花、岩井姉妹らが受験濃厚「米女子ツアー出場資格変更」はプラスかマイナスか
米女子ツアー(LPGA)は現地2日、2025年の出場資格の変更を発表した。同ツアーを目指す日本選手が気になるのは、最終予選会(Qシリーズ=QS)の通過者と下部のエプソンツアーからの昇格枠の変更だ。
昨年のQSは西郷真央(2位)と吉田優利(7位)が受験し、20位以内(カテゴリー《C》14)を目標とした。1回目のリシャッフル(出場優先順位の入れ替え)が行われるまでは、ほとんどの試合に出場できるからだ。
一昨年の西村優菜は24位で昨季の優先順位は161番目だったが、2度のリシャッフルをクリアし、今季のシード権を獲得した。
そのQSが今年から変わる。昨年の西村が対象だった「21位から45位」(昨年のC15)が縮小され、翌年のツアーに出場できるのは上位25位(C14)まで。26位から45位は「落選」で門が狭まくなった。ちなみに出場優先順位トップのC1はシード選手80人だ。
一方、下部ツアーからLPGAへの昇格は、これまでの「10位まで」から「15位まで」に増えた。昨年のQS62位の馬場咲希は今季、同ツアーに参戦するのでこちらは朗報だ。