新天地就任1年半で甲子園にカムバック! 創志学園・門馬敬治監督の逆襲
かつて東海大相模で春夏計4度の優勝を達成した「名将」が返り咲きを果たした。創志学園の門馬敬治監督(54)である。
東海大相模時代の2021年春以来の甲子園出場。22年8月に創志学園の監督に就任し、わずか1年半で聖地に復帰した。
東海大相模時代は同じ1969年生まれで、昭和44年会のメンバーである大阪桐蔭の西谷浩一監督(54)に強烈な対抗心を燃やしてきた。
優勝回数は西谷監督(春夏計8回)に及ばないものの、春に限れば西谷監督4回、門馬監督3回と拮抗。今回も打倒・大阪桐蔭に向けて爪を研いでいる。
東海大相模時代は全国から逸材をかき集め、常勝チームを構築したものの、創志学園ではそうはいかない。選手は関西、中国地方出身者が中心で、関東出身のベンチ入りメンバーはエースの山口(2年)のみだ。
得意とするセンバツで「門馬ここにあり」をアピールできれば、今後の選手集めにもプラスになるだけに、「一戦一戦」と謙虚に語る目標とは裏腹に頂点を目指すはずだ。