ドジャース大谷 自ら連れてきた通訳の賭博醜聞なのに「謝罪ひとつナシ」の深謀遠慮

公開日: 更新日:

 大谷には自分に落ち度があったという自覚がないのだろうか。それとも自分も悪いという認識があっても、あえて公にしなかったのか。

■米国で「謝罪すること」の重み

 野球文化学会会長で名城大准教授の鈴村裕輔氏はこう言う。

「米国で一度謝ってしまったら、なんだ悪いのはおまえじゃないか、おまえの責任だと、それ以降は何を言っても言い訳と受け取られてしまいます。それどころか自分の非を認めるということは何か隠蔽しているんじゃないかと、痛くもない腹を探られることになりかねません。米国における謝罪は、日本とはケタ違いの重さがあります。なので自分はあくまでも巨額窃盗の被害者、犠牲者なのだと強調する必要がある。会見で大谷が言ったことが事実かどうかはともかくとして、あの場は自分の置かれた立場や態度を鮮明にする、自分の態度表明をするところだったわけです。質疑応答を受け付けなかったのも、そのためですよ。チームやナインに迷惑をかけて申し訳ないというのは、日本的な心情。水原元通訳がベッツやフリーマンの口座からカネを盗んだのであれば、迷惑をかけて申し訳ないと謝罪の必要も生じるかもしれませんが、今回の事件は結果として大谷自身のことでもありますしね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カブス鈴木誠也が電撃移籍秒読みか…《条件付きで了承するのでは》と関係者

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    薬物疑惑浮上の広末涼子は“過剰摂取”だったのか…危なっかしい言動と錯乱状態のトリガー

  5. 5

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  1. 6

    広末涼子“不倫ラブレター”の「きもちくしてくれて」がヤリ玉に…《一応早稲田だよな?》

  2. 7

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  3. 8

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  4. 9

    松田聖子は雑誌記事数32年間1位…誰にも負けない話題性と、揺るがぬトップの理由

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ