竹田麗央が史上4人目、初優勝から2週連続V!早くも見たい海外メジャーでの腕試し
【フジサンケイレディス】(最終日)
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「川奈はこんなに易しかったかなって。そんな不思議な気持ちになりましたよ」
こう語るのは、川奈をよく知る石井明義プロだ。
前週の大会でツアー初優勝を遂げた竹田麗央(21)が、通算12アンダーで今季2勝目。初優勝からの2週連続Vは史上4人目の快挙だ。
「先週の初優勝で自信がつき、自分を信じてプレーできました」
竹田がこう語ったように、初日から堂々としたプレーで3日間首位を守った。
冒頭の石井プロが言う。
「クラブやボールが良くなったこともあるが、今の女子プロはスイング軸がブレずに飛距離は出るし、スピンコントロールもうまい。私が若い頃にてこずった川奈で、いとも簡単にバーディーを量産する。とくに竹田は下半身がしっかりしてスイングに安定感があり、起伏が激しいフェアウエーからもピンそばに乗せてくる。クラブを左に振り抜くスライス系のボールを打つから、グリーンで止めやすい。硬いグリーンやピン位置が奥の右端にあるなど、難度の高いセッティングになるほど力を発揮しそうです。今回の優勝でメルセデスランキングのトップに立ちましたし、年間女王候補の最右翼に躍り出ましたね」