渋野日向子の危険なスポンサー愛…全英女子に無事出場も、8オーバー134位で初日終了
【全英女子オープン】第1日
長く「リコー全英女子オープン」の名称で日本のファンにも馴染み深かった今大会は、2019年に「AIG全英女子オープン」に改称された(20年から「AIG女子オープン」)。冠スポンサーが代わって最初の19年大会に優勝した渋野日向子(25)はその縁もあり、今年6月AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ・インク)のブランドアンバサダーに就任。つまり今年の全英女子は歴代チャンピオンというだけでなく、大会のホステスプロとして出場している。
海外メジャーのホステスというのも珍しいが、渋野と今大会の縁はそれだけではない。所属企業のサントリーも大会のスポンサーになっており、国内ツアーの「宮里藍サントリーレディス」は全英女子の日本予選会を兼ねている。また、ウエアとシューズの契約を結んでいるアディダスも、この大会の公式サプライヤーに名を連ねている。
渋野は前週の「ISPS Handa スコットランド女子オープン」初日に左股関節周辺の痛みで途中棄権した。完治はしていないようだが、これだけスポンサーが関与する大会なら、多少の痛みがあっても欠場するわけにはいかなかっただろう。だが、渋野はスポンサー絡みの大会では成績がよくない。