原英莉花「日米韓ツアー三刀流」の可能性 初の韓国ツアー大会で人気爆発、現地美女ゴルファーからラブコール
原英莉花(25)の韓国初挑戦が終わった。
同国女子ツアーのメジャー大会「ハンファクラシック」に主催者推薦で初出場。昨25日の最終日を終え、順位は出場した日本人4人の中でトップの通算1オーバー31位タイだった。2日目までは4アンダー、9位タイと好調だったが、3日目に74を叩いて後退すると、この日の最終日も3バーディー、6ボギーの75と振るわなかった。
「しかし、注目度は出場した4人の日本人選手の中でダントツでした」と、韓国ツアーに詳しい国際ジャーナリストの太刀川正樹氏が続ける。
「日本ツアー5勝、そのうち3勝をメジャーで挙げている原を『メジャークイーン』『日本一のパワーヒッター』と紹介した現地の聯合通信は、この日も『韓国の試合会場の応援文化と雰囲気が日本と違っていてびっくりしました。途中から私を応援してくれる韓国の人もいてとても、うれしかった』と試合後のコメントを詳細に報じていました。実際、韓国ツアーではファンが応援する選手のロゴを帽子にあしらったり、顔にペイントしたりと派手です。応援団同士のケンカに発展することもありますから。以前、身長173センチで韓国のビジュアルゴルファーとして人気のジョン・ジユ(28)にインタビューした際、『日本人ゴルファーの中では原選手に会ってみたい。対談して、お話を聞いてみたい』と、真っ先に挙げたのが原英莉花の名前でした。原も身長173センチでビジュアルと強さを兼ね備えた日本の代表格として、韓国ツアー内でも知名度があるのです。韓国の経済紙ヘラルド経済も原が今大会前にコース下見のため来韓していたエピソードを紹介、『本気で大会に臨んだ』と好意的に報じている。韓国内での注目度、知名度を考えれば、今後、韓国からのオファーが増えそうです」
原は米ツアー挑戦を目標としているが、日韓のツアーを合わせて“三刀流”で話題を振りまくこともありそうだ。