貴景勝は大関最短復帰が叶わずこのまま「引退」か…親方就任の準備はとっくに万端
平幕でも現役を続ける元大関も少なくないが、貴景勝の場合は「このまま引退だろう」と見る向きが多い。前出の親方も「三役で3場所33勝しての大関復帰が無理なことは、貴景勝自身が一番よくわかっているはず。押せず、組まれたら終わりの現状では平幕下位や十両でも安定した成績を残すのは難しい。そもそも、上位を狙うという目的もなしに現役を続けるタイプにも見えない」と推察する。
引退後の備えは万全。親方株を取得したともっぱらで、2020年には元大関の故・北天佑の次女と結婚しており、北天佑が遺した相撲部屋も、物件ごとまるまる残っている。株あり、自前の物件ありと、親方就任、そして独立に伴うハードルはすでにクリアしているのだ。
今日の休場は、土俵を去る決断につながる可能性が高い。
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そんな貴景勝だが、過去に2場所連続で「優勝に準ずる成績、優勝」を記録しながら横綱になれなかった。いったいなぜか。貴乃花の元弟子だからなのか。日本相撲協会・八角理事長を直撃すると、意外な答えが返ってきた。
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