「誤審」の「誤審」で大混乱! オリ‐ロッテ戦で判定が二転三転、両監督がベンチを飛び出し…

公開日: 更新日:

 11日のオリックスロッテ戦で判定が二転三転するトラブルがあった。

 二回にロッテが1点を先制、なおも1死一、二塁の場面で、田村の放った当たりは左翼へのライナー。これを左翼手の西川がスライディングキャッチ。ノーバウンドにも見える微妙なプレーだったが、三塁塁審は両手を広げてノーキャッチ判定。西川から返球を受け取った二塁手の太田は、ノーバウンドだと判断してベース上に戻っていた二塁走者にタッチした後、ベースを踏んで一塁走者をフォースアウトに。

 二塁塁審はダブルプレーを宣告したものの、この判定にベンチを飛び出して左直じゃないかと抗議したのがロッテの吉井監督だ。

 審判団が協議した結果、責任審判がノーバウンドでの捕球だったと説明、2死一、二塁からの試合再開と判定を覆したから、今度はオリックスの中嶋監督がベンチを飛び出してリクエストを要求。ビデオ検証の結果、やっぱりワンバウンドだったと再びダブルプレーが宣告された。

 吉井監督は二転三転する判定に納得できず審判団に説明を求めたが、要するに「誤審」に「誤審」が重なったわけで、線審の元の判定通りとはお粗末というしかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    ニデック永守重信会長の堪忍袋の緒が切れる? 「売上高4兆円」達成に不可欠な牧野フライスの買収が難航中

  3. 3

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  1. 6

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  2. 7

    小芝風花&松坂桃李は勝ち組、清野菜名は貧乏クジ…今期ドラマ「トップコート」所属俳優の泣き笑い

  3. 8

    阿部寛「滑舌問題」はクリアできそうだが…新日曜劇場『キャスター』で国民的俳優が試される“唯一の心配事”

  4. 9

    浜田雅功の休養の裏で着々と進む松本人志との"今夏ダウンダウン完全復帰計画"…プラットフォームに本腰

  5. 10

    誰トク?広がる地方私大の公立化…見送られた千葉科学大は「加計学園」が運営撤退も大学存続