ソフトバンク独走から一転、停滞…逆転負けのロッテ戦が象徴する投手陣の「異変」

公開日: 更新日:

 パ・リーグの首位を独走するソフトバンクがおかしい。

 7月に入って西武楽天オリックス日本ハムと4カード続けて勝ち越しがない。14日までの10試合を3勝7敗と大きく負け越しているのだ。

 敗因はハッキリしている。2日の西武戦からの得点をみると、3、0、1、0、5、0、3、5、2、1。10試合で計20得点、1試合平均2点では得点力不足は明らかだ。

 中でも精彩を欠いているのは中軸。4番の山川(32)はこの7月、打率.154、2本塁打、2打点。5番の近藤(30)も.161、0本塁打、2打点(数字はいずれも14日現在)。ポイントゲッターの2人がさっぱりなのだ。

 打つべき人が打たなければ、必然的に投手に負担がかかる。1試合平均2得点は、投手が1点以内に抑えなければ勝てない計算になる。援護がなければ、点を与えてはいけない。どうしたって力みやプレッシャーが生じるし、踏ん張りもきかなくなる。

 15日のロッテ戦が象徴的だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由