阿武剋一弘は日本語を1年でマスターしたモンゴルの神童…好きな女性のタイプはまさかの「国民的人気熟女」

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(24歳・阿武松部屋・前頭14枚目)

 最短距離で新入幕を果たした。

 日体大4年時に学生横綱に輝き、昨年11月場所、幕下付け出し15枚目で土俵デビュー。5場所連続勝ち越し、十両もわずか2場所で通過した。

「立ち合いから一気に攻め込んでくる突き押しタイプを苦手としているものの、まわしを取ると強い。相手をひきつけ、寄る相撲が持ち味です」(若手親方)

 もっとも、相撲の才能以上に評価が高いのがその頭脳だ。15歳で来日し、相撲新興校である小田原の旭丘高校に留学。当初は留学生クラスだったが、わずか1年で日本語をマスター。高校2年から普通クラスに移り、国語の授業を受け、日本人の友人たちと日本語で談笑していたほど。前出の親方も「外国人力士はどんなに日本語が上達しても、どこかにイントネーションが残るもの。白鵬(現宮城野親方)だって例外じゃない。でも、阿武剋はそれが一切ない」と舌を巻く。

 卓越しているのは語学能力だけではない。中学時代は数学オリンピックのモンゴル県大会に優勝。頭脳明晰とは、阿武剋のためにある言葉だ。

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