なぜ日本シリーズは試合のテンポが悪いのか? 日米の頂上決戦で彼我の差を感じる

日本シリーズ開幕の数日前、思わぬ大役が舞い込んできた。「10月26日の第1戦、権藤さんに始球式をやって欲しい」というのである。
監督を務めた横浜(現DeNA)が、38年ぶりの日本一に上り詰めた1998年からもう26年。いまだに、声がかかることを光栄に思う。
マウンドから投じたボールは、なんとかノーバウンドで捕手のミットに収まった。今年の12月で86歳。「すごいですね」「カッコいい」と関係者やメディアの方から持ち上げられたが、今でも1つ2キロのダンベルを両手に持ってのウオーキングと体操を欠かしたことがない。おかげでまだまだ肩は回る。当然の結果、と強がらせてください。
打席に立ってくれたソフトバンクの小久保裕紀監督、捕手役を務めてくれたDeNAの三浦大輔監督にも改めて感謝したい。特に三浦監督は
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り796文字/全文1,158文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】