佐々木朗希と7年前の大谷翔平「米球団選びの指針」に決定的な違い…すでに2球団の対面交渉が発覚
ヤンキースが面談にこぎ付けたと思ったら、メッツはすでに面談を終えたという。
ポスティングシステムでメジャー挑戦する佐々木朗希(23)に関し、ニューヨークの2球団が対面交渉に進んだことが明らかになった。
獲得を目指す20球団超はすでにプレゼンテーションを終えているだろうから、ニューヨークの2球団は第1段階をクリアしたことになる。
ポスティングと25歳ルールによるメジャー挑戦は7年前の大谷翔平(30=現ドジャース)とまったく同じ過程をたどっているものの、決定的な違いは大谷が真っ先に東海岸の球団をふるいにかけたのに対し、佐々木は東海岸の象徴ともいうべきニューヨークの2球団を選択肢のひとつにしている点だ。
「大谷は球団選びに関して、無条件で二刀流をやらせてもらうという縛りを付けたらしい。当時のメジャーは二刀流に懐疑的。中でも東海岸の球団はメジャー実績のない大谷に、最初から投打両方のポジションを約束することに抵抗があった。無条件でOKしたのはエンゼルスなどごく一部。当時はドジャースですらクビを縦に振らなかったともいいますから」(特派員のひとり)