佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”
「マリーンズのローテーションの柱のひとりとして、大いに期待をしています。特徴的なストレートと鋭い変化球が持ち味の投手で、入団していただけることが決まり、とても嬉しく、そして頼もしく思います。前からすごいピッチャーと思いながら見ていましたから」
ソフトバンクからFAでロッテ入りする石川柊太(32)について、吉井監督はこう言っている。
20年に最多勝と最高勝率を獲得。23年8月の西武戦ではノーヒットノーランを達成している実績十分の右腕だ。
吉井監督は「イニング数を稼げるし、いいときはホント、打球が前に飛ばない」とも話しているという。
石川の代名詞にもなっている球速が速く、大きく変化するパワーカーブは、風が大きく影響するZOZOマリンでより威力を発揮する。
同球場では今季2勝負けなし。通算18試合で7勝1敗、勝率は8割7分5厘と圧倒的な成績を残している。
ロッテはこのオフ、佐々木朗希(23)がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する。先発の補強が急務だったチームにとって、実に頼もしい投手を獲得したのではないか。