佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

公開日: 更新日:

「マリーンズのローテーションの柱のひとりとして、大いに期待をしています。特徴的なストレートと鋭い変化球が持ち味の投手で、入団していただけることが決まり、とても嬉しく、そして頼もしく思います。前からすごいピッチャーと思いながら見ていましたから」

 ソフトバンクからFAロッテ入りする石川柊太(32)について、吉井監督はこう言っている。

 20年に最多勝と最高勝率を獲得。23年8月の西武戦ではノーヒットノーランを達成している実績十分の右腕だ。

 吉井監督は「イニング数を稼げるし、いいときはホント、打球が前に飛ばない」とも話しているという。

 石川の代名詞にもなっている球速が速く、大きく変化するパワーカーブは、風が大きく影響するZOZOマリンでより威力を発揮する。

 同球場では今季2勝負けなし。通算18試合で7勝1敗、勝率は8割7分5厘と圧倒的な成績を残している。

 ロッテはこのオフ、佐々木朗希(23)がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する。先発の補強が急務だったチームにとって、実に頼もしい投手を獲得したのではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ