楽天を震撼させる侍J井端監督「悪魔の囁き」…ドラ1宗山塁に熱視線、三木谷オーナーの現場介入も

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 しかし、ある球団OBは「まっとうに競争が行われるなら、それに越したことはないが」と、こう続ける。

「もし、三木谷オーナーがこの日の井端監督の発言を聞いたらどう思うか、ですよ。楽天にすれば、宗山を大々的に売り出したい。来年のWBCはその絶好の機会でしょう。もちろん、宗山が実力で遊撃のポジションを奪い取るなら誰も文句は言いません。懸念は三木谷オーナーの『鶴の一声』です。過去に何度も現場介入が噂になったように、宗山の起用法を現場に一任するかどうか……。もし、横やりを入れようものなら選手の不満は爆発、チームがおかしくなりかねない」

 村林は2015年ドラフト7位入団の叩き上げ。内野ならどこでも守れる守備力を誇るものの、苦節9年目で初めて奪い取ったポジションを球団都合で取り上げようものなら、他の選手だって明日は我が身。黙ってはいないだろう。

 楽天の首脳陣にすれば「井端監督も余計なことを……」というのが率直な心境ではないか。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイで毎年大好評の「ドラフト家庭の事情」(2024年版)では、楽天から宗山をピックアップ。父が赤裸々に語った「ドラ1」の育成記録とはいったいどのようなものか。

●関連記事【宗山の家庭の事情】…では、それらについて詳しく報じている。

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