パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?
黒田監督は青森山田高を率いて数々の実績を残した高校サッカー界の名将。2023年に選手としてプロ経験のない指導者として、当時J2だった町田の監督に異例の転身を遂げた。周囲から「アマとプロは違う」と冷ややかな視線が送られる中、就任1年目でJ2を制し、町田をJ1に昇格。2年目の昨季はJ1で最終節まで優勝を争って3位に入った。そんな成功譚はねたみやひがみの対象となり、歯に衣着せぬ物言いもあって敵が多いのは事実である。
「黒田監督の勝利至上主義がチームに浸透し、厳しいマークで相手にケガをさせる例が頻発。にもかかわらず、天皇杯で大学チームとやって敗退した時には、相手のラフプレーを責め立て、『マナーが悪い。勝った負けた以前の問題。選手生命に影響を与える。(監督は)指導してほしい』と言い放った。“どの口が言うのか”と物議を醸したことも記憶に新しい。町田自体も19年にサイバーエージェントが親会社になってから、資金力を武器に次から次へと有力選手を補強。ファンから常に批判の目にさらされている」(前出の関係者)
パワハラ疑惑の真相はいずれ明らかになるだろうが、町田と黒田監督は四面楚歌状態。新たな“告発”が出てきても不思議ではない。