江上剛(第1回)「故事と偉人に学ぶビジネスマンの生き方」
企業小説の第一人者、作家の江上剛さんは作家になるまで、極めて、珍しい経歴と経験を積んでいる。学生時代から作家の井伏鱒二氏の家に遊びに行き、同人誌も出していたが、就職はお堅い銀行へ。江上さんは銀行と小説は似ているかもしれない、と言う。第一勧銀の総会屋事件に巻き込まれ、みずほになったあとも上から課せられた1兆円増資の営業を断るなど、波乱の人生を歩んだあと、本格的な作家活動へ。第一回目に取り上げる言葉は「三方良し」だ。
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