ヤクルト
-
ホテルで2人お茶を テーブルにあった書きかけの野村ノート
「あっちへ行け」と言われたのがウソのようだった。ヤクルト監督2年目のユマキャンプ、練習休みに監督の部屋へ押しかけて、2人でお茶を、ということが許された。 ヤクルトの宿舎は、スターダストホテルといった。監督にはスイートルームが用...
-
誰でも野村を好きになる 巧みな話術と照れと含蓄の魅力
野村監督ヤクルト1年目。米ユマでのキャンプ初日に取材拒否を食らった。「あっちへ行け」と、通告されたが、日本に戻って宮崎・西都の2次キャンプでは「気をつけて帰れ。いい原稿書けよ」と声をかけられるほど、関係は修復していた。 1カ...
-
野村監督殺人事件 本人の逆鱗に触れ取材拒否を通告された
「日刊ゲンダイ? オマエんとこはノースピークや」 初対面の挨拶で、いきなりぶすっと言われた。 野村監督ヤクルト就任1年目。アリゾナ州ユマ・キャンプ初日。クラブハウスの前で、報道陣が監督を囲んでいる。その前で取材拒否。さ...
-
ヤクルト池山隆寛氏 夜食用のラーメン当番は若手の仕事
若い頃に戻りたいと思う老人は多いし、早く大人になりたいと願う子供も少なくない。〇〇がしたいという願望がそうさせるのだが、池山二軍監督がルーキー時代に思ったのは逆。〇〇がしたくなくて早くベテランになりたいと切実に願ったという。 ...
-
神宮球場の一塁側ベンチで野村監督が語った“理想の死に方”
「優勝決めた瞬間、ベンチで死んでいる。みんなが気づいたら死んでいた、っていうのがいいね」 ヤクルト監督時代の神宮球場、一塁側のベンチで、野村監督がポツリとこう言った。 「最後までユニホームを着て死にたい。理想やな。え、無...
-
バレンティン直撃 燕首脳陣からの注意は「ポジティブに」
ヤクルトからソフトバンクに移籍した球界屈指の長距離砲が、新天地のキャンプでも快音を響かせている。柵越えを連発するフリー打撃は圧巻だ。一方でヤクルト時代は全力疾走を怠るなど、打撃以外のプレーがやり玉に挙げられた。競争の激しい常勝球団で...
-
燕・高津監督「奥川は体づくりに専念させる投手じゃない」
「もちろん無理はさせませんが、高卒1年目だからといって、じっくり体づくりをさせるつもりはありません。しっかり投げることができるようになれば早く使いたいです」 高津新監督に話を聞くと、右ひじの炎症で出遅れている新人右腕の奥川(星...
-
ヤクルト内から聞こえ始めた「奥川は慎重すぎないか?」声
“リハビリ”が順調なのは確かなようだ。 4日、右肘炎症で別メニュー調整中のヤクルト・奥川恭伸(18)が2日続けてネットスローを行った。 前日は38球、この日は55球。ワインドアップ、セットポジションとフォームを試しな...
-
ヤクルト奥川は回復順調も…サイン攻めで右手への影響は?
サービス精神がアダになるか。ドラフト1位ルーキー奥川恭伸(星稜)は、宮崎・西都の二軍キャンプで初のサイン会を行った。ランチが終わってクラブハウスに戻る際に、100人ほどのファンが集まる中、15分間で約50人にペンを走らせた。 ...
-
ヤクルト奥川が恐れる首脳陣の「じっくり→なる早」変心
自主トレ中、昨年から抱えていた右肘の炎症が完治していないことが発覚したヤクルトのドラフト1位ルーキー・奥川恭伸(星稜)。 キャンプは二軍スタート。炎症がなくなるまではノースローで調整することが決まっている。 首脳陣は...
-
燕・奥川 右肘炎症で育成計画白紙…一軍デビューはいつ?
「本人は投げたくてしょうがないみたいですが……」 ヤクルトの黄金ルーキー・奥川恭伸(星稜)について、ヤクルトの球団関係者がこう言った。 新人合同自主トレ中に病院で検査をしたところ、昨年から抱えていた右肘の炎症が完治して...
-
ヤクルト奥川の右肘炎症は吉 投球禁止調整もデータが証明
16日、ヤクルト1位の奥川恭伸(星稜)が右肘に軽い炎症があるため、炎症がなくなるまでノースローで調整することになった。奥川は「自分と球団の人と話し合って決めたことなので、ゆっくりやっていこうと思う。自分の弱いところである体幹や可動域...
-
奥川は「高め直球とカット習得」が成功のカギ 専門家解析
7日から新人合同自主トレを行うヤクルト1位の奥川恭伸(星稜)。14日には12分間走で新人6選手中、断トツの3375メートル(時速16・88キロ)を快走した。昨夏の甲子園準優勝投手で、U18ではカナダ相手に7回18奪三振の快投を見せた...
-
かつてはオカルト現象も…奥川が送るヤクルト寮生活の実情
どんな寮生活が待っているのか。 7日、ヤクルト1位の奥川恭伸(星稜)が新人合同自主トレ初日に臨んだ。高津監督ら一、二軍の首脳陣が見守る中、ランニングやキャッチボールに取り組み、「オーバーペースにならないよう、2月のキャンプに...
-
ヤクルト奥川が“慎重発言”徹底 未完成の自覚と伸びしろ
「新しいステージで初めてのことばかりと思いますが、しっかり投げて充実した一年にしたい」 5日、ヤクルト1位の奥川恭伸(星稜)が埼玉県戸田市の選手寮に入寮し、こう抱負を語った。 人生初の1人暮らしとなる黄金ルーキーは、元...
-
嶋争奪戦の裏側は…ヤクルト奥川vsロッテ佐々木の代理戦争
楽天を自由契約になった嶋基宏(35)。2013年日本一の立役者もすでにベテランの域に達した。今季は持病の腰痛の影響もあり、盗塁阻止率は・070(企図数43、許盗塁40)と往時の輝きはない。 「守備を考えると、一軍でマスクをかぶ...
-
在京希望もロッテ移籍 美馬は巨人とヤクルトをなぜ蹴った
「美馬と井口監督は同じマネジメント会社に所属している。コネがあったことは否定しないが、かといって巨人やヤクルトにこれを覆すほどの魅力がなかった、というのが本音でしょう」 楽天からFA権を行使し、ロッテ移籍を決断した美馬学(33...
-
燕・村上4500万円更改…巨人が“理想的な選手”と皮肉るワケ
「すごくいい評価をしていただいて3700万円アップの4500万円でサインしました」 セ・リーグの新人王を獲得したヤクルトの村上宗隆(19)が16日、都内の球団事務所で契約更改。今季の年俸800万円から4500万円への大幅アップ...
-
元楽天の嶋が燕と正式契約 人脈に捨てられ人脈に拾われる
「本気でレギュラーを掴みにいきたい」 4日、楽天を退団した嶋基宏(34)がヤクルトと正式契約を結び、意気込みを語った。年俸は5000万円プラス出来高。楽天からは年俸1・1億円から減額制限を大幅に超えるダウン提示を受けて退団。い...
-
ドラ1奥川には“寸止め”で ヤクルトが描く育成ガイドライン
3日、ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸(星稜)がヤクルトホール(港区)で行われた新入団発表に参加。500人のファンと触れ合い、「まずは焦らずに土台づくりから。1年目は一軍で投げて勝つことが目標。投手として一番評価される沢村賞を目指し...
-
バレンティンを本格調査 金満ソフトBならではの“真の狙い”
「どこへ行っても、すべてのファンを愛している」 22日にツイッターで意味深なセリフをつぶやいたヤクルトのバレンティン(35)。そんなツバメの主砲の獲得を狙っているのがソフトバンクだ。 かねて調査をしていると報じられてお...
-
来季FA取得の燕・山田哲 球団はメジャー以上に巨人を警戒
今オフは筒香(DeNA)、秋山(西武)らがメジャー挑戦を目指すなど、FA市場が活況を呈する中、早くも来オフの「目玉選手」の周辺が騒がしくなってきた。 史上初の3度のトリプルスリーを達成、先日のプレミア12で侍ジャパンメンバー...
-
ヤクルト1位・奥川恭伸 佐々木朗希の163kmで見失った1カ月
「よく泣いていました」 こう話すのは、奥川恭伸が宇ノ気小学校2年生のときから所属していた「宇ノ気ブルーサンダー」の広瀬勝巳代表(54)だ。 今夏、甲子園を沸かせた奥川。決勝で履正社に敗れて準優勝に終わると、人目もはばか...
-
ヤクルトが獲得発表 嶋の最大使命はドラ1奥川と捕手の育成
ヤクルトが15日、今季限りで楽天を退団した嶋基宏(34)の獲得を発表した。嶋は秋季キャンプに合流。嶋には以前から課題だったセンターライン強化が託されることになる。 今季、ヤクルトのチーム防御率(4.78)、失点(739)はい...
-
ヤクルト移籍秒読みも…楽天嶋に「捕手は厳しい」とOB指摘
「真面目でリーダーシップがあり、人間的には申し分のない選手だとは思う。ただ、正直、捕手としてはもう厳しいよ」 ヤクルトOBは厳しい見方をしている。楽天から事実上の戦力外通告を受け、ヤクルト入りが秒読み段階に入っている嶋基宏(3...
-
バレンティンFA見送りの思惑…残留でも移籍でもオイシイ?
FA市場に出回ることはなかった。1日、FA権行使の申請期間が終了。国内FA権を取得したヤクルトのバレンティン(35)は申請しなかった。来季から外国人枠を外れることで、巨人やソフトバンクによる争奪戦が予想されていた。 今後はヤ...
-
ヤクルト1位・奥川恭伸に“64年ぶり”高卒新人開幕投手の目
「64年ぶり」があるかもしれない。 ドラフト会議で巨人、阪神との3球団競合の末に奥川恭伸(星稜)を引き当てたヤクルト。コントロールや直球、変化球のキレはもちろん、投球術も完成度が高く、逸材の獲得に高津新監督もご満悦。「即戦力と...
-
ヤクルト1位奥川恭伸 リスクゼロの投球で打者を子供扱い
パワーも兼ね備えた<テクニシャン>だから、奥川恭伸は価値が高い。多彩な変化球で、打者の顔色を見ながら投げられて、終わってみるとやられている。 これだけのサイズ(183センチ、82キロ)で150キロ近い快速球を投げられる高校生...
-
奥川は眉ひとつ動かさず…ヤクルト1年目でフル回転の不安
当たりクジと共に右手の拳を突き上げた。 奥川恭伸(星稜)を阪神、巨人と競合の末に引き当てたヤクルトの高津新監督。昨年まで続いていたドラ1のクジ引き連敗を9で止め、「肩の荷が下りた。緊張もしたし、変な興奮もした」と笑顔で語った...
-
体づくりに強い拘り 佐々木の“ハードル”に尻込み球団続出
「40歳まで野球をやりたいです」 3日、大船渡の佐々木朗希(3年)は、母・陽子さん、国保監督、そして吉田部長と計4人でヤクルトとロッテとの面談に臨んだ。佐々木本人はロッテとの面談で、冒頭のように伝えたという。 佐々木が...