ヤクルト
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嶋争奪戦の裏側は…ヤクルト奥川vsロッテ佐々木の代理戦争
楽天を自由契約になった嶋基宏(35)。2013年日本一の立役者もすでにベテランの域に達した。今季は持病の腰痛の影響もあり、盗塁阻止率は・070(企図数43、許盗塁40)と往時の輝きはない。 「守備を考えると、一軍でマスクをかぶ...
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在京希望もロッテ移籍 美馬は巨人とヤクルトをなぜ蹴った
「美馬と井口監督は同じマネジメント会社に所属している。コネがあったことは否定しないが、かといって巨人やヤクルトにこれを覆すほどの魅力がなかった、というのが本音でしょう」 楽天からFA権を行使し、ロッテ移籍を決断した美馬学(33...
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燕・村上4500万円更改…巨人が“理想的な選手”と皮肉るワケ
「すごくいい評価をしていただいて3700万円アップの4500万円でサインしました」 セ・リーグの新人王を獲得したヤクルトの村上宗隆(19)が16日、都内の球団事務所で契約更改。今季の年俸800万円から4500万円への大幅アップ...
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元楽天の嶋が燕と正式契約 人脈に捨てられ人脈に拾われる
「本気でレギュラーを掴みにいきたい」 4日、楽天を退団した嶋基宏(34)がヤクルトと正式契約を結び、意気込みを語った。年俸は5000万円プラス出来高。楽天からは年俸1・1億円から減額制限を大幅に超えるダウン提示を受けて退団。い...
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ドラ1奥川には“寸止め”で ヤクルトが描く育成ガイドライン
3日、ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸(星稜)がヤクルトホール(港区)で行われた新入団発表に参加。500人のファンと触れ合い、「まずは焦らずに土台づくりから。1年目は一軍で投げて勝つことが目標。投手として一番評価される沢村賞を目指し...
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バレンティンを本格調査 金満ソフトBならではの“真の狙い”
「どこへ行っても、すべてのファンを愛している」 22日にツイッターで意味深なセリフをつぶやいたヤクルトのバレンティン(35)。そんなツバメの主砲の獲得を狙っているのがソフトバンクだ。 かねて調査をしていると報じられてお...
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来季FA取得の燕・山田哲 球団はメジャー以上に巨人を警戒
今オフは筒香(DeNA)、秋山(西武)らがメジャー挑戦を目指すなど、FA市場が活況を呈する中、早くも来オフの「目玉選手」の周辺が騒がしくなってきた。 史上初の3度のトリプルスリーを達成、先日のプレミア12で侍ジャパンメンバー...
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ヤクルト1位・奥川恭伸 佐々木朗希の163kmで見失った1カ月
「よく泣いていました」 こう話すのは、奥川恭伸が宇ノ気小学校2年生のときから所属していた「宇ノ気ブルーサンダー」の広瀬勝巳代表(54)だ。 今夏、甲子園を沸かせた奥川。決勝で履正社に敗れて準優勝に終わると、人目もはばか...
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ヤクルトが獲得発表 嶋の最大使命はドラ1奥川と捕手の育成
ヤクルトが15日、今季限りで楽天を退団した嶋基宏(34)の獲得を発表した。嶋は秋季キャンプに合流。嶋には以前から課題だったセンターライン強化が託されることになる。 今季、ヤクルトのチーム防御率(4.78)、失点(739)はい...
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ヤクルト移籍秒読みも…楽天嶋に「捕手は厳しい」とOB指摘
「真面目でリーダーシップがあり、人間的には申し分のない選手だとは思う。ただ、正直、捕手としてはもう厳しいよ」 ヤクルトOBは厳しい見方をしている。楽天から事実上の戦力外通告を受け、ヤクルト入りが秒読み段階に入っている嶋基宏(3...
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バレンティンFA見送りの思惑…残留でも移籍でもオイシイ?
FA市場に出回ることはなかった。1日、FA権行使の申請期間が終了。国内FA権を取得したヤクルトのバレンティン(35)は申請しなかった。来季から外国人枠を外れることで、巨人やソフトバンクによる争奪戦が予想されていた。 今後はヤ...
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ヤクルト1位・奥川恭伸に“64年ぶり”高卒新人開幕投手の目
「64年ぶり」があるかもしれない。 ドラフト会議で巨人、阪神との3球団競合の末に奥川恭伸(星稜)を引き当てたヤクルト。コントロールや直球、変化球のキレはもちろん、投球術も完成度が高く、逸材の獲得に高津新監督もご満悦。「即戦力と...
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ヤクルト1位奥川恭伸 リスクゼロの投球で打者を子供扱い
パワーも兼ね備えた<テクニシャン>だから、奥川恭伸は価値が高い。多彩な変化球で、打者の顔色を見ながら投げられて、終わってみるとやられている。 これだけのサイズ(183センチ、82キロ)で150キロ近い快速球を投げられる高校生...
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奥川は眉ひとつ動かさず…ヤクルト1年目でフル回転の不安
当たりクジと共に右手の拳を突き上げた。 奥川恭伸(星稜)を阪神、巨人と競合の末に引き当てたヤクルトの高津新監督。昨年まで続いていたドラ1のクジ引き連敗を9で止め、「肩の荷が下りた。緊張もしたし、変な興奮もした」と笑顔で語った...
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体づくりに強い拘り 佐々木の“ハードル”に尻込み球団続出
「40歳まで野球をやりたいです」 3日、大船渡の佐々木朗希(3年)は、母・陽子さん、国保監督、そして吉田部長と計4人でヤクルトとロッテとの面談に臨んだ。佐々木本人はロッテとの面談で、冒頭のように伝えたという。 佐々木が...
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燕バレンティン国内FA権取得で…移籍先にロッテが急浮上
「来年はどのチームでプレーするのを見たい?」 3日、ヤクルトのバレンティン(35)がツイッターでファンにこう呼びかけた。今季でヤクルトとの契約が切れると同時に国内FA権を取得。来季からは外国人枠を外れるため、「日本人」として他...
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高津ヤクルトFA市場へ本腰 バレンティンの去就がカギ握る
「(来季の)キーマン?僕じゃないですか。現場の一番の責任者なのでしっかりしないと」 1日、ヤクルトの高津臣吾監督(50)は就任会見で笑顔でこう話した。 最下位に終わった今季、チームは両リーグワーストの防御率4・78、7...
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研究されてもHR量産 ヤクルト村上を変えた助言と意識改革
記録更新目前となった。 16日の広島戦で2発を放って35本塁打、中西太の持つ高卒2年目以内の最多本塁打記録(36本)まであと1本に迫ったヤクルト・村上宗隆(19)のことだ。 シーズン中盤には相手チームに研究され、三振...
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10代最多32号 ヤクルト村上“2冠”なら年俸どこまで上がる?
清原・坂本勇超えもあるかもしれない。 優勝の可能性が完全消滅し、CS進出も絶望的な最下位ヤクルト。5日は広島に完敗し、5位中日とのゲーム差は8に広がった。 そんなチームで奮闘しているのが村上(19)だ。もっか32本塁...
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人を育て伸ばすとは…ヤクルト村上の開花に小川監督の胆力
ヤクルトの高卒2年目野手、村上宗隆(19)が過去の「怪物」に肩を並べた。今季31本、86打点は本塁打で清原和博、打点で中西太さんに並ぶ、高卒2年目以内のプロ野球記録である。 一方で打率はセ・リーグ最下位の.232。守備では一...
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10代で史上初本塁打王を狙う燕・村上「勝利打点」の価値
28日は6打数1安打だったものの、もっか31本塁打(リーグ3位タイ)、86打点(同1位タイ)と活躍中のヤクルト村上(19)。高卒2年目以内の限定記録とはいえ、清原(西武)が1986年の1年目にマークした31本、さらに53年に2年目の...
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燕・山田 イチローを上回る日本記録32連続盗塁成功の秘訣
「メジャーでも、この走塁技術が高く評価されています」 米球界関係者がこう言うのは、21日の広島戦で今季27個目の盗塁(二盗)を決めたヤクルトの山田哲人(27)。昨季から32連続の盗塁成功となり、ソフトバンク・福田が持つ日本記録...
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上位球団は警戒…最下位ヤクルト自力CS消滅で増す不気味さ
ヤクルトが連勝した。といっても、大差の最下位。借金21を抱え、CS圏内の3位とは13.5ゲームの差がある。9日には、12球団で唯一、自力でのCS進出の可能性が消滅した。 中堅選手が複雑そうな表情でこうこぼす。 「もちろ...
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G戦不振ヤクルト村上が…サヨナラ弾にベイファンはムカッ
DeNAのファンは、「ふざけるな!」という心境ではないか。 12日のヤクルト戦でまさかの逆転サヨナラ負け。九回表に2点を勝ち越しながら、その裏に守護神の山崎が2本塁打を浴びた。ましてや、試合を決めたのがヤクルト村上宗隆(19...
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ヤクルトファンも勝負度外視 楽しみは村上宗隆の打撃だけ
最下位ヤクルトはDeNAに勝っても5位中日とは5ゲーム差。CS進出も厳しい状況だが、勝負を度外視してファンが注目しているのが村上宗隆(19)の数字だ。 この日は1点を追う二回に、20試合ぶりとなる21号同点ソロ弾を左翼席に運...
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ヤクルトに連敗…巨人の“カモられ戦犯”は捕手かベンチか
1―8で最下位のヤクルトに連敗を喫した25日の試合、巨人はまたこの男に手痛い一発を食らった。五回に、前打席で2点適時打を打たれた4番のバレンティンに4試合連続となる20号ソロを被弾。ダメを押された一発は実に、今季の巨人がバレンティン...
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最下位脱出へ必死 ヤクルト指揮官が初会話した意外な敵将
まだ諦めてはいない。 「1強5弱」のセ・リーグで、不屈さを見せる意外な指揮官がいる。ヤクルトの小川監督である。 さる12、13日の球宴でコーチを務めた小川監督。2010、12、13年と過去3度、コーチとしてベンチ入りし...
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リーグワースト16連敗記録のヤクルト“広島の惨状”どう見る
今季は全体的に「大型連敗」が多い。9日、DeNA戦に敗れたヤクルトの16連敗を筆頭に、DeNAが10、楽天も10、そして今その渦中にいるのがこの日、10連敗を喫した広島である。 交流戦の前にさかのぼれば、5月はヤクルト相手に...
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移籍後初勝利のヤクルト山田大“長身軟投派”ゆえの賞味期限
鷹の育成出身左腕が、神宮で羽ばたいた。 8日、ヤクルトの山田大樹(30)が、ソフトバンクから移籍後初勝利となる2年ぶりの白星を手にした。 初回、DeNA打線に4者連続安打を許し2点を失うも、二回裏に4点の援護。5回3...
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原巨人の独走態勢に“待った”かけるか DeNA急浮上の不気味
巨人がリーグ戦再開後のヤクルトとの秋田シリーズ2試合に連勝した。 6月30日の試合は、四回、連続四球を足掛かりに無死二、三塁とし、ビヤヌエバの一飛をヤクルトの一塁・村上が落球する間に同点。1点ビハインドの八回無死一、二塁の場...