ヤクルト
-
(4)高津監督のプライドと慧眼「実は勝負の分かれ目は五、六回にやってくる」
リーグ連覇を果たしたヤクルトだが、今年は泣きどころがあった。先発投手陣である。 9月20日の時点で、先発陣の月間防御率は5点を超えた。これには高津監督もシブい表情。 【写真】この記事の関連写真を見る(26枚) 「...
-
(3)20歳の長岡を大抜擢 数年後の“黄金時代”見据え若手起用では「あえて二兎を追う」
「プロ野球は目の前の勝利に全力を注ぐべき。でも、僕は選手を育てながら勝ちたいんですよ」 ヤクルトスワローズの高津臣吾監督は、昨季に日本一を達成したあと、「育成と勝利、あえて二兎を追いたい」と目標を立てた。 【写真】この記...
-
(2)村上宗隆との邂逅 二軍監督時代に「未来のスワローズの4番はこの男しかいない」と
優勝したヤクルトだが、7月はコロナ陽性による離脱者が相次ぎ、8月に入っても調子が上がらなかった。その危機を救ったのが、村上宗隆(22)だった。 【写真】この記事の関連写真を見る(26枚) 8月、村上のバットは火を噴いた...
-
(1)セ連続Vのマネジメント術 高津監督は目先の結果に動じず、長い目で選手を信じた
ヤクルトが25日のDeNA戦(神宮)に勝利し、2年連続9度目のリーグ優勝を決めた。恩師である野村克也氏以来(1992、93年)29年ぶりの連覇を成し遂げた高津臣吾監督(53)は、どのようにしてチームを再び頂点へ導いたのか。高津監督の...
-
ヤクルト連覇での経済効果は破格の450億円超! “村神様効果”絶大、巨人阪神に匹敵
「5月下旬から優勝街道を驀進した上に、なんといっても村上選手の貢献度が非常に大きいです」 こう言うのは、さまざまな経済効果を試算している関大名誉教授の宮本勝浩氏。 【写真】この記事の関連写真を見る(26枚) 宮本...
-
雨中に両チーム計8本塁打の乱打戦も…“主役”ヤクルト村上は音無し蚊帳の外
ヤクルトの優勝マジック4で迎えた23日の2位DeNA戦。雨天にもかかわらず、神宮球場には2万9402人のファンが詰めかけた。 降雨によって3度も試合が中断となったが、球場を後にするファンはほとんどいなかった。村上宗隆(22)...
-
ヤクルト村上宗隆がメジャーで今ほど数字を残せないと思う根拠
メジャーでは松井秀喜や大谷翔平に続くパワーヒッターになるかもしれない──。 先日、王貞治に並ぶ日本人最多の55号本塁打を放ったヤクルトの村上宗隆(22)を初めて生で見てそんなふうに思った。 千賀滉大(29=ソフトバン...
-
ヤクルト村上に早くもヤンキースが舌なめずり 日本人最多「55本塁打」に米国も騒然!
日本記録も単なる通過点に過ぎないかもしれない。 ヤクルトの村上宗隆(22)13日の巨人戦で王貞治(巨人)と並ぶ55号本塁打を放ち、日本人選手最多記録に並んだ。 九回、大勢の外角直球を捉えた。左翼方向へ高々と舞い上がっ...
-
ヤクルト村上「55号」へあと2本 来季は「世界の王」“もうひとつの記録”を塗り替えるか
この男は一体どこまで行くのか。 ヤクルトの村上宗隆(22)が9日の広島戦で53号をバックスクリーンに叩き込んだ。落合博満(ロッテ)が1985年に記録した52本を抜き去り、64年に王貞治(巨人、現ソフトバンク球団会長)がマーク...
-
ヤクルト村上は53号お預け、ファン溜め息も…むしろ超レアな「3タコ無出塁」
昨7日の阪神戦でヤクルトの村上宗隆(22)が3タコに終わった。 野村克也、落合博満を抜く53号を期待したファンの溜め息が聞こえるようだが、甲子園に駆けつけた観客はむしろ、生で貴重なシーンを目撃したことになる。 三冠王...
-
ヤクルト村上「シーズン60本」達成は…残り試合と対戦成績から強い現実味、カギは3位争い
5年前の2017年11月、ヤクルトのドラフト1位として仮契約を結んだ村上宗隆(22)は、その場で正式決定した「背番号55」に触れ、「55と言えば、松井秀喜さん。いずれは自分が55と言われるように頑張りたい」と抱負を語り、最後にこう締...
-
ヤクルト村上宗隆「三冠王」へ驀進中! 心・技・体から読み解く“村神様”の作り方
ヤクルト村上宗隆(22)の勢いが止まらない。4日の中日戦で今季51号本塁打を放ち、5日現在、打率.341、51本塁打、125打点と打撃3部門でトップを独走。2004年の松中信彦(ダイエー)以来の三冠王を史上最年少で獲得する可能性が高...
-
歴代最年少50号ヤクルト“村神様”は足も武器! 三冠王なら歴代初「3年連続2ケタ盗塁」
ついに大台に乗った。 ヤクルトの村上宗隆(22)が2日の中日戦で日本人選手では2002年の松井秀喜以来となる50号3ランを放った。22歳での50号は、王貞治の24歳を抜く史上最年少記録だ。 もっか打率.337、50本...
-
ヤクルト村上宗隆が全盛期の松井秀喜を凌駕する部分 ゴジラ以来20年ぶり「日本人50号」
首位のヤクルトを猛追していた2位のDeNAが打ち砕かれた。先の首位攻防戦で3連敗。ヤクルトの主砲・村上宗隆(22)ひとりにやられたと言っていい。 その3試合で11打数9安打4本塁打9打点。特に3戦目の七回に放った決勝の49号...
-
ヤクルト村上がDeNAに引導渡す49号&14打席連続出塁 OPS“大台”超えにメジャーも仰天
手が付けられない。 ヤクルトがDeNAとの首位攻防戦に3連勝。事実上の引導を渡したのは、やっぱりこの男、村上宗隆(22)だった。 3点リードを追いつかれた直後の七回。敵の剛球リリーバー、エスコバーの154キロをすくい...
-
ヤクルト村上に四球急増中…三冠王争い唯一接戦「打率」への影響と「4番の重圧」
もっか三冠王のヤクルト・村上宗隆(22)が2打席連発で試合を決めた。 首位攻防戦となった26日のDeNA戦の六回無死一、二塁で、大貫から先制3ラン。史上最年少で150号に到達すると、続く七回にも三上から47号ソロを右翼席に放...
-
【読者プレゼント】真中満元ヤクルト監督の有料オンラインイベント特典シール5枚1セットを10人に
プロ野球のペナントレースも最終盤に入った。セ・リーグは連覇を狙う首位のヤクルトを、DeNAが猛追する展開。日本ハム以外の5球団が混戦を演じるパ・リーグともども優勝争いの行方に注目が集まる中、2015年にヤクルトを優勝に導いた真中満元...
-
ヤクルト村上宗隆の「洞察力」は守備でもピカイチ! 九回に守護神マクガフの“なだめ役”
「完璧でした!」 ヤクルトの村上宗隆(22)がお立ち台で会心の笑みを浮かべた。 23日の広島戦、2点ビハインドの六回1死一、二塁の場面でバットが火を噴いた。島内の内角153キロの直球を一閃。右翼席上段に逆転45号3ラン...
-
阪神ドロ沼7連敗、しかも10試合連続エラーで失策数12球団ワースト…セ最下位もすぐそこ
怒涛の猛追で1位球団を抜き去り、あっという間に阪神がトップに躍り出た──と言っても順位のことではない。今季の失策数だ。 16日、阪神は今季2戦2完封とヤクルトをカモにしていた先発の青柳が、まさかの4回4失点KO。泥沼の7連敗...
-
ヤクルト村上を支える「5番サンタナ」が今オフの目玉に! 引き留められるか、争奪戦か?
首位独走はもちろん、4番・村上の本塁打量産にもひと役買っている。 ヤクルトのドミンゴ・サンタナ(30)のバットが止まらない。8日時点で打率.367、11本塁打、26打点。打率以外は控えめに見えるが、これは今季25試合にしか出...
-
あぁ、情けない巨人…ヤクルト“村神様”の打撃タイトル取りも全面バックアップのデータ
選手の問題だけではないだろう。 開幕前に優勝候補の筆頭と目されながら、ヤクルトに首位独走を許す4位巨人。敵の主砲で、ファンから「村神様」とあがめられる村上宗隆(22)にも、いいようにやられまくっている。 チーム関係者...
-
ヤクルト村上宗隆が前人未到の5打席連続本塁打! “村神様”のメジャー挑戦は早くて3年後
王もバースも超えた。 2日の中日戦。ヤクルトの村上宗隆(22)が前人未到の金字塔を打ち立てた。初回に右翼席上段へ特大の38号。世界のホームラン王、阪神の最強助っ人らに並ぶ史上14人目となるプロ野球タイ記録の4打席連続本塁打を...
-
阪神・青柳に8、9月失速のデータ…奇跡の逆転Vどころかエースとともに沈没の恐れ
「エース次第で可能性はゼロではない」 阪神OBがこう言うのは、矢野燿大監督(53)が49試合を戦う後半戦でもくろむ奇跡の逆転優勝についてだ。 エースとはもちろん、今季前半戦で12球団トップの11勝(1敗)、防御率1.3...
-
エンゼルス大谷翔平の活躍にヤクルトが“ウハウハ”! 米国でガッポリ営業利益2割増のナゼ
「大谷翔平選手による恩恵は小さくありません」 こう言って相好を崩すのは、ヤクルト本社の関係者。 今季もリアル二刀流で大活躍。「10勝10本塁打」のベーブ・ルース超えが確実視されている。それにしてもなぜ、ヤクルトが? ...
-
首位独走ヤクルトがビビる矢野阪神の“最後っ屁”…借金完済、同率2位浮上でイヤな相手に
「キセキを信じながら、ドラマをつくれるように」 24日、前半最終戦でDeNAに勝利した阪神の矢野燿大監督(53)が後半戦に向けてこう意気込んだ。この日の勝利で最大16あった借金を完済し、今季初の勝率5割で広島と同率で2位に浮上...
-
“投壊”原巨人最下位まで3.5ゲーム差だが…来季も「監督続投意向」の面の皮、周辺にチラつかせる
巨人が弱い。 20日のヤクルト戦で新加入のクロールが村上に32号3ランを浴びるなど、コロナ感染で主力の大半を欠く手負いのヤクルトに連敗。4カード連続負け越しとなった。 20日現在、45勝50敗1分けの借金5となり、2...
-
ヤクルト小沢がチームの連敗を「6」で止めた! 年俸600万円の苦労人“高津再生工場”で復活
年俸600万円の苦労人が、コロナ禍に見舞われたヤクルトの松元ユウイチ監督代行(41)に初勝利を届けた。 6連敗中の首位・ヤクルトは小沢怜史(24)が19日の巨人戦に先発。初回に2三振を奪い、二回も3つのアウトを全て三振で奪う...
-
コロナ禍ヤクルト“ほぼ二軍”で中日ビビらせた! 敗れるも4番・村上が特大先制30号
「惜しい試合でした」 こう言うのは名球会OBの評論家・山崎裕之氏。13日、3-6で敗れたヤクルトのことだ。 高津監督ら首脳陣、山田ら選手、スタッフ合わせて計28人がコロナに感染。二軍から14選手をかき集める非常事態の中...
-
コロナ感染ヤクルト高津監督の代行に抜擢 松元作戦コーチを歴代監督が絶賛するワケ
セ・リーグの首位を独走しているとはいえ、苦境には違いない。 山田哲人、青木宣親ら主力を含む選手18人、首脳陣やスタッフ9人の計27人が新型コロナウイルスに感染したヤクルト。高津臣吾監督も陽性判定を受け、12日の中日戦から一軍...
-
巨人はエース菅野で勝てず貯金0…首位ヤクルトが“クラスター”でも「猛追無理」と秦真司氏
セの首位独走チームに緊急事態発生だ。“クラスター”に見舞われるヤクルトが10日、新たに中村悠平、塩見泰隆ら選手4人とコーチ、スタッフの計9人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたと発表。前日9日には高津臣吾監督、山田哲人、青木宣親ら...