バレンティンを本格調査 金満ソフトBならではの“真の狙い”
「どこへ行っても、すべてのファンを愛している」
22日にツイッターで意味深なセリフをつぶやいたヤクルトのバレンティン(35)。そんなツバメの主砲の獲得を狙っているのがソフトバンクだ。
かねて調査をしていると報じられており、22日には複数スポーツ紙が改めて獲得に前向きであるという記事を掲載した。
とはいえ、ソフトバンクにはキューバの主砲デスパイネ(33)がいる。本当にバレンティンは必要なのか。
ある球団OBが言う。
「デスパイネは故障が多いのがネック。さらに今季で3年契約が満了し、退団の可能性もゼロではない。球団側は残留を要請しているものの、キューバ政府派遣の選手ですからね。政府や現地の野球連盟からなる委員会の許可がなければ、再契約はできない。その答えが出るのは、おそらく12月中旬。その時期になって初めてデスパイネが退団となっても、補強に動くには遅すぎる。バレンティン、デスパイネと大砲がダブつく可能性はあるものの、ゼロよりはマシということです」
カネのある球団だからこそできる、両取り策というわけだ。