ヤクルト
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ヤクルト近藤ら“同期”全7選手がクビ…Bクラス指定席の当然
ヤクルト低迷の最大の要因がこれだろう。 2日に近藤、山中、山田大ら支配下6投手に戦力外通告。2014年ドラフト2位で入団した風張蓮(27)もクビを宣告され、これで同年のドラフトで指名された7選手がすべてヤクルトのユニホームを...
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ヤクルトはいつまで40歳の石川雅規を祭り上げるつもりだ?
岩隈久志が39歳で引退する。近鉄、楽天のエースに君臨して、メジャーではシアトルでノーヒットノーランを達成した。メジャーから戦力外を宣告された時点でサッと身を引けばよかったが、手当たり次第唾つけ永久に不潔球団に誘われて、案の定たなざら...
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アマ球界に衝撃…神宮大会中止の背景に主催者のコロナ不況
明治神宮野球大会の中止は、アマ球界に大きな衝撃を与えた。 高校、大学の秋の日本一をかけて戦うこの大会は昨年で50回を重ね、中止は昭和天皇の病状悪化による1988年以来2度目。春夏甲子園、大学野球選手権と並ぶアマ野球最高峰の大...
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野村監督の冷徹な計算 シーズン半ばで主力選手を休ませた
プロ野球のペナント争いも終盤に差し掛かった。 クライマックスシリーズがないセ・リーグは巨人が独走しており、優勝、日本シリーズ進出は確実だろう。そして下位チームは来季を考えて若手を使い始めている。 来季を見据えるといえ...
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G丸佳浩ドンジリからの逆襲 打率急上昇し締めは特大逆転弾
巨人・丸佳浩(31)が難敵を攻略した。 13連戦最後の13日のヤクルト戦。1点を追う四回1死一塁から、先発・小川のチェンジアップを振り抜くと、右翼席中段に飛び込む逆転2ランとなった。リーグ2位の8勝を挙げている難敵を攻略する...
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ヤクルト長谷川宙輝 悩み抜いた末にたどり着いた新境地
昨オフ、育成選手として所属したソフトバンクを退団し、ヤクルトに支配下選手として入団。新天地で念願の2ケタ背番号をもらった今季、中継ぎとして26試合に登板。150キロの直球を武器に、7月は11試合で失点したのが1試合と圧巻の投球を見せ...
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ヤクルト山田「国内FA権」取得もまさかの来季残留に現実味
今オフのFA市場で最大の目玉といっていい。3日に国内FA権(8年)の取得要件を満たしたヤクルトの山田哲人(28)のことだ。 過去に3度のトリプルスリーを達成したこの山田を巡っては、かねて、巨人、ソフトバンクのみならず、メジャ...
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巨人菅野が82年ぶり快挙と“鬼門”神宮攻略 日本に悔いなし
これで思い残すことはないのではないか。 巨人の菅野智之(30)が25日、敵地神宮でのヤクルト戦に登板。7回5安打2失点で開幕9連勝とし、球団では1966年の堀内恒夫以来54年ぶり、開幕投手としてはスタルヒン以来82年ぶりの快...
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ソウル五輪の正捕手・古田敦也は「考える力」を持っていた
1988年ソウル五輪の代表メンバーだった古田敦也(トヨタ自動車)は、立命大4年時の87年8月に行われたアジア野球選手権でも代表入りしていた。監督の鈴木義信さん(東芝)、コーチの川島勝司さん(ヤマハ)もその頃から捕手の能力を高く評価し...
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阪神・藤浪と巨人・澤村…先にトレードされるのはどっち?
それでも、信用はできないという。 阪神の藤浪(26)が今季2度目の先発となった30日のヤクルト戦で7回4失点(自責1)。守備のヘボに足を引っ張られて2敗目を喫したものの、10三振を奪って心配された四球はわずかに1という内容に...
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燕・村上がゴジラ松井を超える日…逆転V弾で本塁打量産中
29日の対阪神戦。負ければ3位転落のピンチを救ったのが、プロ3年目で4番に座るヤクルトの村上(20)。1点を追う四回、左翼へ逆転の5号2点本塁打を放った。 35打点はセ・リーグトップ。昨季、最下位に終わったチームを、主砲とし...
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巨人が唯一警戒 ヤクルトで着々と進む奥川恭伸の育成計画
ヤクルトのドラフト1位ルーキー奥川恭伸(19=星稜)がプロ最長の三回のマウンドに上がった。 20日の二軍の楽天戦に先発し、初回2死三塁から和田にプロ入り後初となる右越え2ランを被弾。4試合目の登板で初失点となったものの、自身...
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G岡本がセ三振王目前も…起死回生9号2ランで見せた4番の器
“生涯一投手コーチ”を自任する評論家の権藤博氏は常々、こう言っている。 「そもそも打者の三振は『悪』ではない。投手からすれば、三振することを恐れず、フルスイングをしてくる打者ほど不気味なものはない。ちょっとコントロールを間違え...
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虎・福留は役者が違った ヤクルト2年目右腕から決勝アーチ
「なめんなよ!」 そんな打撃を見せたのが17年目の大ベテラン。八回にサンズの3号ソロで同点とした阪神は、六回に小川の代打で2点適時二塁打を放った福留孝介(43)が今季1号となる勝ち越し2ランをバックスクリーンへブチ込んだ。 ...
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初の4連敗で首位陥落…“内弁慶”巨人の「屋外球場恐怖症」
巨人が首位から陥落した。 12日のヤクルト戦で初回2死一塁から村上の飛球を左翼・亀井、中堅・丸がお見合い。2人の間にポトリと落ちる間に先制を許した。結局1点差で競り負けただけに、痛恨の失点となった。原監督は「細かいミスは負け...
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ヤクルトが直面する“有観客格差” 阪神とは実に2.4億円の差
その差は小さくない。 7月10日から最大5000人の有観客開催を行うプロ野球。セは6月19日の開幕から約2週間、関東で集中開催されたこともあり、有観客で本拠地開催ができる試合数はチームごとに差がある。 最も多いのは、...
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サヨナラ満塁弾のヤクルト村上 守備不安払拭で他球団脅威
打った瞬間、ベンチが沸いた。 ヤクルトは5―5の同点で迎えた九回裏、無死満塁の好機に、4番村上宗隆(20)が広島5番手スコットの3球目を左翼席上段に運び劇的なサヨナラ勝ちを決めた。 「満塁で回ってきたので、何とか1点取...
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ヤクルト奥川に周囲驚愕 修正能力&野球脳は高卒新人離れ
順調に調整を進めているようだ。ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸(星稜)が30日のロッテ二軍戦に今季2度目の先発。前回登板と同様、1イニングを投げて無失点。最速154キロをマークし、1つの三振を奪った。 1学年上で2018年の...
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山田哲に大瀬良まで…巨人が狙う“総額60億円”FA補強プラン
開幕から3カード9試合を終え、6勝2敗1引き分けでセ・リーグの首位を走る巨人。開幕早々、楽天との交換トレードにより、年俸1450万円の池田を放出し、同2億円のウィーラーを獲得するなど、カネに糸目をつけない補強で今季の過密日程を見据え...
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日ハム清宮幸太郎 変化と成長を披露する場が与えられない
早実時代に高校通算歴代1位の111本塁打を放った輝きはかすみつつある。プロ入り2年間で打率・202、14本塁打、51打点。高校時代は“格下”だった同期のヤクルト・村上宗隆がブレークする中、こちらは栗山監督の「幸太郎はスットコドッコイ...
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阪神は開幕1勝5敗で低迷…二軍は高校球児の人気取りに血眼
「良いことをしているとはいえ、高校生への人気取りに必死やな」 阪神周辺ではこんな声が上がっている。 25日のヤクルト戦にサヨナラ負けを喫し、開幕から1勝5敗と低迷。ボロボロの一軍をヨソに、二軍はドラフト1位の西純矢(創...
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ドシャ降り開幕戦で露呈…中止にできない屋外球場の怖さ
同情を誘う開幕戦だった。 屋外球場は神宮と横浜の2試合。試合前から降っていた雨は一向にやまず、横浜は開始時間が約30分遅れた。神宮は人工芝でもマウンドや打席、ベース周りの土の部分はグチャグチャ。試合中、何度も乾いた土を入れて...
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クビ宣告後に「ヤクルトに戻れ」野村監督の言葉で引退決断
2004年のシーズン終盤、ヤクルトの球団事務所に呼ばれました。この年は一軍で3試合にしか出場できず、年齢も36歳。いよいよこの時が来たか……という思いでした。それでも、まだ引退する気はなかった。 フロントには、 「クビ...
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1993年「伝説のバックホーム」を後押しした野村監督の言葉
ちまたでは「伝説のバックホーム」と言われているようです。 1993年の西武との日本シリーズ第4戦。八回2死一、二塁で西武の鈴木健がセンター前ヒットを打ち、僕がダイレクト返球で二塁走者の笘篠誠治さんを刺したプレーです。今も語り...
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阪神の油断をついた奇策と自分の油断で西武に味わった屈辱
ホームスチールを成功させた選手は何人もいますが、「返球」ではなく「投球」で成功させたのは僕と新庄剛志くらいのものでしょう。 あれは1992年、8月4日の阪神戦。投手は仲田幸司さんでした。 ■阪神戦でホームスチール ...
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外野手の完全な油断で達成した2本のランニングホームラン
野村克也監督が采配を振る1990年から、僕は一軍の試合に多く出るようになりました。 きっかけは4月21日の広島戦。セカンドの笘篠賢治さんの代打で出場した僕は、この打席でプロ初本塁打を打ちます。野村監督が「そのままセカンドに入...
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ヤクルト奥川が初のシート打撃 一軍登板は「観客解禁後」
ベールを脱ぐ日も近そうだ。 12日、ヤクルトのルーキー、奥川恭伸(19)がプロ入り後初のシート打撃に登板。打者11人に投げ、安打性の当たりは1本のみ。4三振を奪い、MAX153キロをマークした。 5月31日には打撃投...
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高卒で入団 プロ1年目のユマキャンプで実感したプロの凄み
1986年の春と夏に甲子園に出場しました。センバツは2戦目で新湊(富山)に敗れたことは前回書きました。 夏は千葉県中の学校が「打倒・拓大紅陵」に燃える中、順当に勝ち進めたことが自信になりました。決勝では、後にヤクルトに同期入...
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人柄抜群の小川淳司さんが畠山にかけた暗示…選手も一丸に
僕は現役時代から引退後の今まで、小川淳司さん(62)の悪口というものを一度も聞いたことがありません。 人柄は優しく、監督時代も常に選手やコーチに気を使いながら接していました。僕は2010年から13年まで、小川監督の下でコーチ...
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プロ初出場がCSの大舞台 山田哲人のスタメン抜擢に驚いた
プロ初出場が高卒1年目のクライマックスシリーズ(CS)……そんな選手は山田哲人(27)を除いていないでしょう。 大阪の履正社高から2010年ドラフト1位で入団。もちろん、球団はじっくり育成する方針でした。現に11年のシーズン...