「テロリストの処方」久坂部羊著

公開日: 更新日:

 医療費の高騰により人々は高額な医療を受けられる勝ち組と医療を受けられない負け組に分かれ、医師も高額な医療で儲ける勝ち組医師と、経営難に陥る負け組医師に二分された。その勝ち組医師を狙うテロが発生した。

 医師免許を更新制にすることで有能な医師と無能な医師を分けるという〈ラジカル・リセット〉を提唱し、全日本医師機構の総裁に選ばれた狩野万佐斗にも「豚ニ死ヲ」と書かれた脅迫状が届いた。狩野は医事評論家の浜川浩に2人の同級生だった塙を捜すことを依頼する。学生時代、教授の不正を糾弾する塙のビラに「豚に死を」の文字があったというのだ。

 拡大する医療格差をテーマにした医療ミステリー。(集英社 1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!