(7)サーバーがあるのになぜ使わない?
「大丈夫。なんでもないですよ」
夫が、薄く笑う。
これ以上言ったら、なんだか責め立てているような感じになる。
「そうですか。じゃ、お茶いれますね」
「僕はいいです。飲みかけのがあるから」
言いながら、夫がテーブル上のペットボトルを指差した。
…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,104文字/全文1,244文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】