朝ドラ人気に続く? 吉高由里子「花子とアン」3つの賭け
英語もキーになる。ドラマはモンゴメリーの著書「赤毛のアン」を日本に紹介した翻訳家・村岡花子の伝記を基にしている。主人公は10歳で東洋英和女学校をモデルとした学校に編入し、英米文学や英語を学ぶ。2週目から7週目までの女学生編では、英語のセリフがバンバン飛び交うという。これには吉高も「早く終わって欲しい……」と本音をポロリ。英語教師役のともさかりえ(34)も、昨年10月、自身のブログで「私、英語は全く話せません」とつづるぐらい苦手だ。はたして見る側に違和感を与えずに演技できるだろうか。
朝ドラで初めて撮影スタジオを間借りするのも賭けだろう。局内のスタジオが改修時期を迎えて使用できず、すべてのスタジオ撮りはTBSが所有する緑山スタジオ(横浜市青葉区)で行う。勝手の知らない場所だけに、思わぬトラブルに悩まされるかもしれない。
「私を選んだ時点で大冒険の朝ドラ」とヒロインは自虐してみせた。たしかに王道ではないようで……。