ともさかりえ 「花子とアン」の意地悪役は地の性格なのか
人気の朝ドラ「花子とアン」で意地悪そうなオンナ教師・富山タキを好演している女優ともさかりえ(34)。花子(吉高由里子)の失敗をブラックバーン校長に告げ口するシーンなど、「地の性格がそのまま出ているのか」と勘違いされるほどだ。
「キャストが発表された会見では“英語のセリフが多いので、まるで受験勉強のよう”と語り、笑いを取っていました。ちょっと前には同じくNHKの『祝女』で、コメディエンヌぶりを見事に開花させていた。4年前には映画『ちょんまげぷりん』で報知映画賞の助演女優賞に輝いている。押しも押されもせぬ“演技派”です」(テレビ誌記者)
芸歴すでに23年。12歳からこの世界で活躍している。しかし、決して順風満帆だったわけではない。10代の後半、女優同士の人間関係から拒食症や栄養失調になったことを後に告白している。さらに、03年に結婚した俳優・河原雅彦と、08年には離婚も経験している。
自らは自分の性格を「何でも考え過ぎちゃう面倒くさい女」と評する。
しかし、ここまであけすけに語れるのは、かつての病を克服した証拠でもある。