パワハラ疑惑「たかの友梨」社長 5億円大豪邸は会社名義
“エステ界の女王”にパワハラ疑惑が浮上だ。
「たかの友梨ビューティクリニック」の創業者で、運営会社「不二ビューティ」の高野友梨社長(66)が、「パワハラ時の録音」とされる音声記録を公開されてしまった。公開データには、労働環境の改善を訴える女性従業員に「労働基準にぴったりそろったら、(会社は)絶対成り立たない」「つぶれるよ、うち。それで困らない?」と迫る様子がバッチリ録音されている。
「女性従業員が加盟するブラック企業対策ユニオンが28日、公開したものです。『たかの』仙台店は今月22日、ユニオン加盟の女性従業員の残業代未払いなどの内部通報により、仙台労基署から是正勧告を受けた。高野氏は勧告後に急きょ仙台を訪れ、全従業員を集めた場で、通報した女性を名指しで批判。2時間半にわたった会話を女性が録音していました」(関係者)
女性従業員は高野氏からパワハラを受けたとして、宮城県労働委員会に不当労働行為の救済を申し立てている。
■キャッシュで購入か
高野氏は1978年に「不二ビューティ」を創業、現在は全国124店舗、従業員1000人、年間売り上げ160億円の大企業に育て上げた。同社の株主は高野氏1人という「ワンマン経営」で、彼女は12年3月、東京・代々木に同社名義で地上3階、地下1階建て、延べ床面積933平方メートルの自宅を構えた。抵当権は設定されておらず、キャッシュで購入したとみられる。