さんま、勘三郎、江川…“未男”ラサール石井の華麗な交遊録
2015年の年男といえば、本業も私生活も何かと話題のラサール石井(59)もそのひとり。同級生人脈も華やかだ。
昭和30年生まれのひつじ年は、同い年だと思うとちょっと落ち込むくらい、才能にあふれた人材が揃っています。海外を見渡せば、アップルのスティーブ・ジョブズやマイクロソフトのビル・ゲイツ……。日本も負けていない。筆頭は明石家さんまさん。言わずと知れたお笑いの天才です。
タメという感じはまったくありません。芸能界ではだいぶ先輩だし、貫禄も半端じゃない。親密になったきっかけは、さんまさん主演のドラマ「心はロンリー気持ちは『……』」。第1回を見た時、とてもいいなと思った。「オレたちひょうきん族」で顔を合わせ、そう伝えると「オマエ頭いいし、ブレーンに入ってくれるか」と言われ、「参宮橋サークル」という会に参加するようになったんです。
当時、さんまさんが住んでいた渋谷区のマンションに毎週金曜、ディレクターの三宅恵介さん、放送作家の大岩賞介さん、脚本家の君塚良一さんらが集まり、「心はロンリー――」の脚本づくりをしていた。君塚さんが書いたシーンの一つ一つに、みんなでギャグを付け足していく。そのころ、さんまさんは酒が飲めなかったので口にするのは缶コーヒーだけ。終わるといつも空が明るくなっていました。