長嶋茂雄氏の正月特番が先駆け 「リハビリ特番」が人気の兆し
「この病気に勝とうじゃないか」とスタジオで心境を語った長嶋氏。「なぜ落ち込まない?」という阿川さんの問いには「性格でしょうね。前に出ていこうという気持ち」。
大物芸能人の半生と闘病記を特番で扱う場合、「緊急追悼番組 さようなら勘三郎さん」(12年12月/フジテレビ系)のように、故人が多いが、高齢な著名人の闘病ドキュメントはこれから需要があるだろう。同じ境遇にある人が大勢いるからだ。
とくに今回のように闘病を支える子供の視点も含めれば、2世代に見られるコンテンツでは。これまでのように、タレントが健康バラエティーで病気を明かす生やさしい企画ではなく、15年は大物有名人の“リハビリ特番”が人気になるかも。
そのパイオニア(先駆け)にミスターがなってくれそうだ。テレビマンは病気の大物を探しまくってるかもねしれない。
(作家・松野大介)