あいざき進也が明かす…アイドルからボーヤに転落した壮絶

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 1970年代に大人気アイドルとして活躍し、最近は「同窓会コンサート」でライブ活動が忙しいあいざき進也さん(58)。アイドルブーム後は、何とあの大物のバンドボーイを務めたことも。

■“新新ご三家”が一転、ボーヤの仕事を…

 74年デビュー当時は新新ご三家などアイドルブームだったから、17歳からの3年間はそりゃ、目まぐるしかったですよ。

 1年目から全国縦断コンサートをやり、とにかく「アイドルあいざき進也」をこなすことに必死でした。寝る暇がないくらい歌詞、振り、コンサート用の英語の歌まで、覚えることが多過ぎた。

 マネジャーに「小柄で運動神経いいんだからアクロバットをやれ」と言われて、習いにも行った。バック転をするアイドルのはしりでした。最終的には空中ブランコまでやりましたからね(笑い)。

 コンサートも夏休みに20~30カ所回るけど、当時の渡辺プロダクションのマネジャーが厳しくて外出も禁止。仕事場とホテルの部屋しか知らなくて、すごく孤独でした。寮暮らしだし、遊びに行く時間もないからお金の苦労はなかった。給料のほとんどの15万円くらいは、取材用の服を買うしか使い道がなかったから。

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