あいざき進也が明かす…アイドルからボーヤに転落した壮絶

公開日: 更新日:

 寺内さんがライトを浴びて歌っている場所から数メートル離れたスピーカーの後ろで待機しているんですが、すごく遠くに感じた。「もう一度、スポットライトが当たる場所で歌いたい!」という思いだけが心の支えでした。6年アイドルをやった後に一から修業した歌手はいないかもしれません。想像を絶するものがありましたよ。地獄の日々といったら大げさですけど。

 1年後、ボーヤを卒業することになり、寺内さんが言ってくれた言葉が「よく頑張った。これからいろんなことが起きても、ここでのつらいことを思い出せば屁でもないぞ。継続は力なり!」。

 その先はライブハウスで活動したり、飲食店で生計を立てたり、お金に困った時代が続きました。でも、コツコツやり続けたら、昭和ブームだからか仕事が入るようになり、ここ数年は「同窓会コンサート」で同年代の歌手仲間と全国を回っています。

 まさに継続は力なり。寺内さんのところでの経験がなかったら、途中でくじけて、もう歌ってなかったかもしれませんね(笑い)。


(聞き手=松野大介)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動