三田佳子が明かす「ドクターX」 藤木直人の赤面シーン
米倉涼子主演のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレビ朝日系・木曜)で、次期院長候補の内科統括部長・馬淵一代を演じる三田佳子。その馬淵の“お気に入り”が、藤木直人演じる第二外科講師・近藤忍だ。三田にドラマ撮影の舞台裏を聞いた――。
「藤木さんは、私が主人公の医者を演じたNHK大河ドラマ『いのち』(86年)を幼年期にお父さまと一緒に見て感動した思い出があるそうです。藤木さんは現場でも役作りに入っているからか物静か。共演者の中では唯一のイイ男。いや、他にイイ男はいないわけじゃないんですよ(笑い)」
第1話では三田が藤木を抱きしめながら、股の間に私の足を差し挟むシーンがあった。これ、実は台本にはなかったシーンだという。
「監督が面白がって『彼の股ぐらに足を』と言うものですから。撮影初期の頃は、彼はオドオドしちゃって私の顔が見られなくて。こんなオバサンが色仕掛けで“今晩どう?”なんて嫌がっているのかな、生理的にイヤだろうなと思ってたんです。でもそうじゃなかったの。彼、“あの『いのち』で見ていた三田さんとこんな関係の役をやるのは凄く緊張していた”んだと後から聞いたんです。光栄ですね。このシーンは監督の注文通りにやってよかった。色っぽいショットが撮れたと思います」