連ドラ初主演 松岡茉優が手にした”三枚目女優”ポジション

公開日: 更新日:

 目標は「女版・八嶋智人」だそうだ。18日から全5回で放送される予定のドラマ「She」(フジテレビ系)で主演を務める松岡茉優(20)。注目を集めたNHK朝ドラ「あまちゃん」から約2年、ついに連続ドラマ初主演の座を勝ち取った。

 今年もすでに「問題のあるレストラン」(フジ系)や「限界集落株式会社」(NHK)などのドラマに出演しているが、それ以上に目立っているのがバラエティー番組。昨年4月から若手芸人のネタ見せ番組「うつけもん」や後継番組「オサレもん」でMCを務め、昨年8月に放送された「うつけフェス2014」では深夜2時半から4時までの生放送でも司会をこなした。

 その“実績”が認められたのか、昨年末にパイロット版が放送された「正直女子さんぽ」のレギュラーに抜擢。文化放送ではラジオのパーソナリティーを務めるなど、20歳にしてトークセンスと話術を試される仕事を次々と任されている。

「松岡のように若い頃から女優とバラエティーの“ハーフハーフ”で活動するタレントは案外、少ない。松岡は妹が先にスカウトされ、母親と妹の面接に同行したときに『お姉ちゃんもやってみる?』と誘われたことがきっかけで芸能界入りした。テレビではいつも『妹のついで。妹には頭が上がりません』と謙虚な物言いで笑わせていますが、『地味』『オーラがない』と自分に自信がない発言も少なくない。そのコンプレックスを払拭しようと、話術や笑いを追求していったのかもしれません」(芸能リポーター)

 “美人”ばかりの芸能界で「若手三枚目女優」という新ジャンルを確かなものにしつつある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  2. 2

    阿部巨人V奪還を手繰り寄せる“陰の仕事人” ファームで投手を「魔改造」、エース戸郷も菅野も心酔中

  3. 3

    香取慎吾《体型激変》の声も一蹴し「FNS歌謡祭」で魅了!1月には11年ぶりフジ連ドラ主演の好循環

  4. 4

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  5. 5

    また維新系の問題知事が…奈良県が2.7億円投入、無料K-POPイベントに注がれる疑惑の目

  1. 6

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  2. 7

    お笑いバラエティーの頂点は千鳥・大悟に もう松本人志の復帰場所はどこにもなし

  3. 8

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  4. 9

    テレビ界で加速する「松本人志不要論」…敬愛する島田紳助引退時も世代交代進み影響ゼロ

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議