ダントツは「天皇の料理番」 放送回数で読む4月ドラマの成否

公開日: 更新日:

 もう7月ドラマが始まっているのに、4月ドラマの「天皇の料理番」(TBS系)は7月12日が最終回。「ドラマの放送回数ってどうなってんの?」と疑問を持った読者も多いに違いない。

「ドラマの基本は1クール3カ月。つまり12回か11回が基本ですが、最近は『放送回数未定』としている番組が多いですね。なぜなら、視聴率低迷やスポットCMが集まらないなどで“途中打ち切り”になると、局のイメージも下がるし、出演していた俳優などに恥をかかせてしまう。それを避けるため“初めからその予定でした”と言い訳できるというのが一番の理由でしょう」(放送ジャーナリスト・小田桐誠氏)

 だとすると、連続ドラマの成否を、平均視聴率ではなく、放送された回数で判断することはできないか。その観点で4月ドラマを総括してみると――。

 もちろん「天皇の料理番」は合格点。実は4月ドラマで12話まで放送されるのはこの1本だけだ。11話放送されたのは「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ系)、「恋愛時代」「ドS刑事」(いずれも日本テレビ系)の3本。10話で終わったのは「アイムホーム」(テレビ朝日系)、「ようこそ、我が家へ」(フジ系)、「Dr倫太郎」(日テレ系)など10本。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出