“爆報”出演で話題に 元ル・クプル藤田恵美は今や「演歌歌手」
「へぇ~。あの歌手、今はこんな歌を歌ってんだ」――11日に放送された「爆報!THEフライデー」(TBS系)を見た多くの人は、こんな感想を持ったのではないか。
番組のメーンは07年に離婚し、デュオも解散していた元ル・クプルの藤田恵美(52)と藤田隆二(51)が離婚の真相を明かし、スタジオで“対決”するというもの。恵美によれば、ル・クプルの唯一のヒット曲「ひだまりの詩」が売れなくなってから、温厚だった隆二が大声で罵倒するようになり、当時は怖かったという。
■8月には有線大衆賞も受賞
これに対し、スタジオに登場した隆二は「まずは謝りたい。家庭と仕事のバランスが分からなくなった」などと頭を下げたが、興味深かったのはコーナーの最後にチラッと流れた藤田恵美の新曲「飲んじゃって…」の方。「ひだまりの詩」と百八十度イメージの違ったノリのいい演歌調の曲だったからだ。発売したのは今年1月で、当時から一部のファンには支持されていた。
「昨年12月から有線放送で流して以来、2カ月連続で『問い合わせランキング』のトップを独走してました。さらに、ヤフーのトップページで『元ル・クプルの意外過ぎる新曲』と紹介されたところ、3日間で120万回再生され、ヤフー映像ランキングの総合1位を獲得していた。そうした動きが認められ、8月には日本作曲家協会の有線大衆賞も受賞していました」(音楽関係者)
「爆報!THEフライデー」の反響も上々で、翌日からアマゾンで品切れ状態が続いているという。ノリのいい曲だけに、今年の忘年会ソングはこれで決まりか。