石破内閣支持率「46%→31%」と急落…指導者のなさに国民失望=毎日新聞調査
石破内閣への国民の失望感が浮き彫りになった。毎日新聞と社会調査研究センターが実施した世論調査(23、24日実施)によると、内閣支持率は、10月3日実施の前回調査の46%から15ポイントも下落し31%だった。不支持率は前回調査の37%から13ポイント増の50%で、支持率を逆転した。
背景にあるのは、石破首相の指導力のなさに対する幻滅感だ。内閣を「支持しない」と回答した人の47%が「首相の指導力に期待できないから」と回答しており、前回調査の33%から14ポイントも増加した。「支持する」と回答した人ですら、その理由として「首相の指導力に期待するから」を挙げたのは前回の39%から13ポイント減少してわずか26%に過ぎない。
自民党の裏金問題に対する怒りも収まっていない。裏金問題で処分した無所属議員を国会で同じ会派に入れたことに「納得できない」と回答した人が62%に上り、石破首相が「実態解明に向けた取り組みを続けるべき」と回答した人が71%に達した。