ヒロイン土屋太鳳が哀れ…「まれ」最終回へ無謀な帳尻合わせ

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 もはや破綻だらけの物語の行く末はどうにでもなれだが、気になるのは、ヒロインを演じた土屋の今後である。過激な脚本が賛否を呼んだ「純と愛」(12年度後期)で主人公を演じたものの、その後、ヒット作もなく脇役女優になり下がってしまった夏菜(26)の二の舞いになりはしないだろうか。

「朝ドラ『花子とアン』(14年度前期)のもも役で見せた可愛らしさはどこへやら。土屋はケーキの食べ過ぎからかポッチャリ体形となり、視聴者の中には役者としてのプロ意識の低さを感じた人も少なくないでしょう。ただ彼女が恵まれているのは、次回作。10月期の連ドラで最大の話題作である『下町ロケット』(TBS系、日曜21時)に主要キャストとして出演するのはデカイ。池井戸潤原作、阿部寛主演のドラマとなれば“お口直し”の環境として申し分ありません。もちろん、デメリットもあります。高視聴率が確約されたような作品だけに万が一、コケるようなことがあったら、悪いのは『まれ』の作品性だけではなく、ヒロインも……と女優としての商品価値を下げることになりかねません」(前出の桧山氏)

 朝ドラで全国区の知名度を獲得した土屋。夏菜の道をたどるか、「ごちそうさん」(13年度後期)で評価を上げ、今や超売れっ子女優となった杏(29)のようになるか。真の勝負はこの10月期といえそうだ。

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