車なく電車移動…元猿岩石の森脇和成が語る今とこれから
今年8月に芸能界に復帰した元「猿岩石」の森脇和成(41)は、「踊る!さんま御殿!!」をはじめ、「ごきげんよう」や「しくじり先生」といった人気バラエティー番組に出演。ピン芸人、タレント、役者……これからの生き方とは。
■サラリーマン時代の成績はずっと最下位
番組に出たときはブランクと一人の難しさを感じました。ずっと2人でやってきたので、バラエティーという「戦場」の厳しさも痛感してます。当時いた後輩も今はもういい年。芸歴と年齢をどう計算したらいいのか分からなくて、今はテレビ局ですれ違う人、全員に頭下げてます(笑い)。
テレビで「最高月収2000万円」と話したけど、お金には本当に執着がないんです。今は車を持ってないので電車移動。お金はある程度あれば楽しいけど、ありすぎると余計なモノがくっついてくるというか、変な人が寄ってくる。お金がずっとあればいいけど、減ったとき人が消えていくのも嫌。それなりのお金が常にある状態を続けるのは難しいけど理想ですね。
その点、サラリーマンは安定しているけど、めちゃくちゃしんどい。最後にいた会社は給料を多めにもらってるんじゃないかという負い目から勝手に残業してました。それでも売り上げ成績はずっと最下位で、休みの日はどこにも出かけず、友達にも会わず、お酒も飲まず、ひたすら海外ドラマのDVDとか見て現実逃避。次の日が来るのが怖くて全然眠れず、結果、会社で眠くなるという悪循環でした。