SMAP騒動どこ吹く風 ジャニーズ傘下会社の映画事業が好調
SMAP騒動は収まってきたようだが、ジャニーズ事務所がこの期間も、映画分野で精力的に活動を続けていることはあまり知られていない。それも、結構ヒットしているのである。
昨年末の「レインツリーの国」、今年に入っては「ピンクとグレー」、そして先週公開されたばかりの「猫なんかよんでもこない。」の3本。いずれも、事務所所属の俳優が主演している。
それぞれの主演は順に、Kis-My-Ft2の玉森裕太、Hey!Say!JUMPの中島裕翔、一番年長の風間俊介。よく知らない人も多いだろうが、まさにジャニーズ事務所の次代を担う若手の俳優や歌手たちである。
ジャニーズ事務所は今から15年前、傘下にジェイ・ストームという会社を設立して、音楽事業とともに映画の製作に積極的に参画してきた。作品には所属俳優を起用、企画から出資まで、映画製作には並々ならぬ意欲で臨んできた。
TOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞らのメンバーはこれらの作品で主演している。事務所にとっては映画ビジネスの意味も大きいが、俳優たちにとってはいわば演技を磨く場でもあった。