視聴率に表れた 徳光vs太川「路線バス対決」の意外な結果

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「路線バス旅」といえばテレビ東京系「土曜スペシャル」の特別企画として太川陽介(57)と蛭子能収(68)が“開発”した番組であることは間違いない。

 一時は各局で類似番組が続々登場したが、今は徳光和夫(74)の居眠りが定番となったテレビ朝日系の「路線バスで寄り道の旅」(日曜午後)ぐらいに落ち着いてきている。雨後のタケノコが減ったことで、“先人”太川にしてみれば「ヤレヤレ」といったところだろうが、実は安心している場合ではない。「路線バス界」では今、驚きの逆転現象が起きているのだ。

「たとえば、今年1月2日の直接対決。太川番組は2部構成を取っていて、16時からの放送分が7.0%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)、19時からの2部が8.5%にとどまった。これに対して徳光番組は13時からの300分で9.4%を取っているのです」(テレビ誌記者)

 同様の傾向はここ最近続いていて、毎週日曜レギュラーの徳光番組はその後も10.4%(1月31日)、8.4%(2月7日)、10.4%(2月14日)と推移している。一方、毎週放送されているわけではない太川番組の方をさかのぼると、9.4%(昨年9月)、9.5%(同6月)、12.4%(同1月)、10.9%(一昨年9月)という具合で、最近は10%の壁をなかなか越えられない状態だ。

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