リオ五輪司会、NHKで初主演…小泉孝太郎に訪れた“勝負の夏”
ここまでくると“小泉家の長男”なんて冠は、不要だろう。それぐらい好青年から悪役まで何でもござれの全方位型俳優・小泉孝太郎(37)が、今度はNHKドラマ「受験のシンデレラ」(BSプレミアム、7月10日22時スタート、全8回)でカリスマ予備校講師の主人公を演じる。
今年に入ってバラエティーの司会業にも挑んでいるが、本業の芝居だって昨年1年間で5本のドラマに出演。昨今の目覚ましい活躍ぶりからすれば、今作がNHKの連ドラ初主演とは驚きである。
「映画化もされている作品であり、プレッシャーを感じていました」
27日に行われた会見では、オファーを受けた際の心境についてこう振り返った。原作は和田秀樹氏の同名小説で、川口春奈(21)扮する落ちこぼれの女子高生を東大合格へと導く“お受験ヒューマンストーリー”。
初回では川口と池に落下し、ずぶ濡れで水面に顔を沈め合うバトルを繰り広げるシーンがあり、「俳優人生でも印象に残る。撮影時期は1カ月半前で深夜にまで及び、震える寸前だった」と体当たりで撮影に臨んでいることを告白。体力の限界に挑むりりしい表情を見せたが、この夏は、もうひとつ大きな勝負に出る。テレビ東京のリオ五輪のメーンキャスターを務めるのだ。