体当たり演技酷評 木村文乃「神の舌を持つ男」は試練の時
大ヒットしたドラマ「TRICK」や「SPEC」の生みの親である堤幸彦が「構想に20年費やした」と自信を持って演出を担当したのが、向井理主演ドラマ「神の舌を持つ男」(TBS系)。今クールのドラマで最も下馬評が高かったにもかかわらず、スタート直後から救いようのないコケ方をしてしまった。
何しろ初回視聴率6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でドラマ満足度2.81(テレビウォッチャー調べ)も最低レベルで、高満足度の基準値3.8を大きく下回ってしまったのだ。
ネットでは脚本や演出、主演した向井理(34)の“舌”の演技に対して酷評が並んだが、特に“超美人なのに性格は最悪下品”な古物商役を演じる木村文乃(28)に批判が殺到。その多くが、木村のオーバーアクションと自由すぎるセリフが「ただウザイだけ」「木村文乃は好きだけど、この演技は寒すぎる」と期待外れだったという意見が並んだ。
■監督の“ムチャ振り演出”に苦戦
「このところドラマに引っ張りダコで、演技も乗りに乗っている木村ですが、今回ばかりはかなり苦労しているようです。ただでさえ破天荒な役どころなうえ、カメラが回る直前に突然“これやってみて”とリクエストする堤演出に、木村は相当悩んだようです。共演者の励ましもあって悩みを振り切り、恥を捨てて思いついたままを体当たりで演じるようにしているそうですが、結果としてそれが空回りしてしまっている」(テレビ関係者)