大河主演“棚ぼた”内定 鈴木亮平に早くも「荷が重い」の声
「中園氏はあて書きを得意とする脚本家で、一度自身の作品に出演し、気に入った俳優は他の中園作品でもお目にかかるケースが多い。高梨臨や余貴美子、内田有紀、小日向文世などがそうです。鈴木も中園組の仲間入りを果たしたというわけでしょう」(放送ライター)
もっとも、今回の内定について「正直がっかりです」と嘆息するのは、作家の麻生千晶氏だ。作品への期待を込めて、あえて辛口でこう続ける。
「朝ドラの恩恵で主要キャストのひとりとして起用された『天皇の料理番』(TBS系)は、たしかに素晴らしい演技で見る者をドラマの世界にうまく引き込んでいました。肺の病に侵される役どころで、短い撮影期間中に体重の増減も見事に表現した。ただ厳しいことを言うようですが、彼には主役のオーラがないように感じます。まがりなりにもNHKの看板を背負う大河の主演は、いささか荷が重いのではないでしょうか。明治維新の立役者でありながら、西南戦争で自刃した西郷隆盛という男を演じるだけの押しの強さや魅力を備えているのか。顔立ちも、貴族院議員をなさった実弟の西郷従道の容姿から想像するに、南方系の目がぱっちりとした方でしょう。細目の鈴木さんではイメージがだいぶ異なります」
運も味方につけて大河ドラマの主役をゲットした鈴木。
和製デ・ニーロと呼ばれるほどの肉体改造で外野を黙らすことができるかお手並み拝見だ。