芸能界も驚いた 成宮寛貴の電撃引退に“写と文”の威力痛感
確かに、今週の一部女性誌では男性恋人とのパーティー写真を掲載するなど、後追い記事が出ているが、成宮報道の主体はあくまでも薬物疑惑。身の潔白を証明することなく引退では、「薬物追及から逃げた」というイメージしかない。
これで一般人になっても、名前も顔も知られている成宮が普通の生活ができるだろうか、海外は世間の目を避けるためだろう。それにしても、「つぶしが利かない芸能界。薬物で捕まっても戻れる世界なのに、それをあっさり捨てるとは」と業界内でも驚きだった成宮の電撃引退。
メッセージの中に「元々何もない自分をここまで育ててくれた」という文言がある。両親の離婚、母親との死別など小さいころから苦労してきた成宮。「イケメン」ブームもあり、事務所の力で「無」から「有」となった成宮。自力よりも他力本願で俳優になったことを象徴する言葉である。「また元に戻るだけ。今度は自力で這い上がってみせるよ」という見方もできるが――。