下戸だった福本豊さんを酒好きにした阪急の3年連続日本一
そして、50歳ぐらいかな。今度は名球会のイベントで会った金田(正一=元ロッテ監督、野球評論家)さんが、「ビールは痛風になる可能性が高いから、焼酎がええで」と。
言われてみたら、僕の周りでも痛風持ちが増えとった。年も年なんで改めて健康も考えて飲まないかんと思って、焼酎に変えたんです。金田さんは「体を冷やしたらあかん。お湯割りが一番や」と言うんですけど、さすがにお湯割りよりも水割りの方が僕にはおいしいんで冬でも水割りばかり。芋よりも飲みやすい麦焼酎派やね。
それで、10年ほど前からかな、焼酎の水割りに桑の葉の粉末を2グラム包装した「銀座割り くわ青汁」を足して、これを愛飲してるんですわ。製薬会社さんが製造販売してる桑の葉を原料にした青汁で、一般的なケールの青汁より食物繊維もビタミン、ミネラルも多いらしい。なんでも、本社が東京の銀座にあるもんやから、商品名が「銀座割り」。
僕は勝手に「福本割り」と名づけて、「多少飲み過ぎても、これなら健康にいいやろ」と、自己弁護しながらグラスを傾けとるんです。おいしいもんやから、ついつい飲み過ぎてしまうのが玉にキズやけどね。